【超リフレッシュ】嫌な出来事をスッキリさせる保育士の為の心理学

◇:保育士辞めたいと思ってしまうような嫌な出来事があっと時はどうしましょう??

今日も一日がんばるぞ!!と気分よく保育園に出勤したの、朝一番からトラブルだったり、怒られたり…せっかく今日は朝からモチベーションが高かったのに、朝からこんなことあると保育士辞めたくなるわ…と経験したことは保育士なら誰しも1度はあるでしょう。

朝に嫌な事があると1日中引きずってしまったりしまいませんか?「うーん、なんかイライラするな。絶対に朝の事件のせいだ…」なんて感じてしまいませんか?朝から保育園で他の保育士や上司から嫌味を言われたりしたら、その日ずっとその嫌味な言葉が離れなくなってしまいますよね。それこそそんな毎日が続いたら保育士辞めたいなと感じてしまう事でしょう。

こんなつらい思いをしているのは私だけなんだ!!とついつい思ってしまいますが、実はこのようなストレスだったり、ネガティブな感情というのは人それぞれに感じたり感じなかったり(笑)HSPの方なら感じやすいですし、鈍感な人なら感じにくかったり。自分は感情に関して敏感なのかどうか?を知りたくなったら是非こちらのHSP診断テストを受けてみてください☆彡3分くらいでできます。

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本日の講義はまさにココを解説しましょう☆彡保育士辞めたいと思ってしまうようなストレスやネガティブな感情から抜け出す方法をお伝えします!つまり嫌な出来事をスッキリ忘れる心理学になります☆彡

◇:ストレスやネガティブのような嫌な出来事をスッキリ忘れる事が出来る人ってどんな人?

保育園に出勤した朝からイライラ。いきなり嫌な出来事が降り注いでくることは働いていれば1度や2度は誰しも経験したことがありますよね?その時に生まれたストレスやネガティブな感情を押さえつけるのではなくて、他の事に影響しないようにしておくことが大切ですよね。一日中その感情に振る舞わされると自分自身も疲れてしまいますよね。

それでは嫌な出来事があったときはどのように対応する事が良いのでしょうか?そんな事を実験してくれたのがカリフォルニア大学バークレー校になります。

どのような実験かと言えば1,300名以上の成人を対象にして、様々な質問をしてどれくらい同意が出来るのか答えてもらいました。

質問の内容としては「あなたは自分の感情を否定する事が多いですか?少ないですか?」のような質問を様々な角度から答えてもらうイメージです。言い換えるの出れば、保育園で嫌な出来事があったときに、そのストレスやネガティブな感情を受け流すことが出来るタイプか?それとも受け流すことが出来ずに保育士を辞めたいと思ってしまうタイプか?のようなイメージになります。

この実験で分かったことは、自分自身の感情をコントロールできる人、つまりストレスやネガティブな感情である怒りや悲しみにとらわれにくい人は、起きてしまった嫌な出来事に対して”否定的ではなかった”という事がわかりました。

ムムム??どういう事だ?と思いますよね?つまり嫌な出来事というのは不可避なのです。避けたいと思っていても保育園で保育士として働いている以上は、嫌な出来事が起こらないように努力して減らすことは多少できたとしても、全くなくすことは働いている以上は難しいのです。

そしてそんな嫌な出来事を「くそー、なんで朝から怒られるんだ!!」と思って忘れようとしても、その日中に忘れる事は難しいのです。それよりも「怒られてしまったな。」とその事実を認めてあげる方が逆に感情のコントロールがしやすいという事がわかりました。

良い意味で諦める事が大切という事ですね。イラっとするような嫌な出来事があったとしても、忘れようと努力をするのではなく、そして「どうしてこんな事私が言われるんだろう。」と自分自身にネガティブになるのではなく、「怒られました!」と不可避だった事実を認め自分の感情に否定的にならない人の方が感情のコントロールが上手で、一日その嫌な出来事やストレスやネガティブな感情に振り回されないことがわかりました。

◇:自分自身に生まれた感情を認める事が嫌な出来事をスッキリ忘れる近道です

別の研究になるのですが3分間のスピーチを150名以上の被験者にしてもらい感情のコントロールを研究した実験があります。この実験結果も同じ結論がでていて、緊張しているにも関わらず「私は緊張なんてしていない!!」とか「プレッシャーなんて感じていない!!」と、自分の感情を否定してしまうと、逆にもっとストレスがかかったりプレッシャーがかかったりして、結果的にスピーチに失敗しやすくなってしまったという傾向が出ていました。

例えば保育園での行事でお遊戯会があった時に園児たちが「先生ドキドキします!!」なんて言うケースだってあるでしょう。そんな時に「緊張してないって心で唱えるんだよ!!」とアドバイスしてしまうと園児たちは逆に緊張してしまいます(笑)

「ドキドキしているってわかるのは凄いね!!ドキドキしている方がいつもよりも上手に出来るんだよ!!どれくらい緊張しているの?何点かな?」と園児たちの緊張している感情を忘れさせるのではなく、緊張しているドキドキを園児たちに認識させてあげる方が実が良いパフォーマンスになるとも言えます。そしてそのドキドキがほかの行事と比べて、どっちの方がドキドキした?と比較させてあげるとこもまた緊張を緩和させることに効果的です。

保育士も同様に朝一番からイラっとするような嫌な出来事があった時は、そのイラっとした感情を忘れようとするのではなく、イラっとしている事実をまず認めてあげる事からスタートする事です。もう少し言い換えるのであれば、冷静に客観的に自分のイラっとした感情のストレスを見つめてあげると心がスッキリ楽になっていきます

例えば過去にイラっとした嫌な出来事を思い出して、1ヵ月前に園長に怒られた時が100点だとしたら、今回怒られたことはまあ60点くらいかな?なんて自分の感情を過去の出来事と比較して点数化する事もまた、実は簡単にストレス解消になる方法として言われています。

◇:自分の感情に振り回される事って良くないのですか?

ポジティブな感情に振り回されて行動する事はとても良い事です!!園児を笑顔にしたいとか、もっと園を良くしたいとか、ポジティブな感情で行動する事は周りにも良い影響を与えます。

しかし嫌な出来事があってそれこそ保育を辞めたいと思ってしまうような感情で行動してしまうと、冷静な判断が出来ず、いつものようなパフォーマンスを出す事が出来なくなる可能性が高くなるために、結果的に日々の保育業務でも失敗してしまったり、失敗するがゆえにまた怒られてイラっとしてしまったりと悪循環を繰り返します

例えばこの感情のまま転職活動をしたとしても、正しい判断ができていないので転職活動も失敗してしまう可能性だってあります。その場の感情で転職したいと思っているだけなのか?それとも冷静に考えてみて転職したいと思っているのか?で転職の成功確率も大きく変わってきます。

自分の感情を受け止めてみると、意外と冷静になってスッキリします。スッキリしたうえで物事を考えたり行動をすると、不思議と良い結果になったりするものです。

日々の業務が忙しい保育士なので是非自分自身の感情に振り回されることなく、嫌な出来事もスッキリした気持ちで園児たちとお話ししてください☆彡

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