保育士の年間休日数の平均はどれくらいか?

◇:転職活動で大切な年間休日数、今の園は休日が多い少ない?

保育士が保育園で働いていて「転職したいな…」とふと思ってしまう理由の1つに年間休日数があります。日々体を使う保育士なので体力を回復させたり、リフレッシュするためにも休日の数は大切ですよね。それでは今働いている自分の保育園の休日数って多いのかな?少ないのかな?と考えたことはありませんか?他の保育園のお休みの数を知らないとなかなか比較も難しいですよね。

そんな気になる保育士が保育園で働く時の平均の年間休日ってどれくらいなんだろう?本日はコチラを解説していきたいと思います☆彡

平均的な休日数って都道府県毎に変わるのですか?と質問を頂く事もあります。東京の平均的な年間休日数、大阪府の平均的な年間休日数、広島県の平均的な年間休日数、等々と各都道府県でどれくらい変わるのでしょうか?

一概にいう事は出来ませんが、保育士が多く、そして保育園が多く、そして待機児童問題が出ている都道府県は保育士の採用が重要になる為に年間休日数も多くなる傾向があります。そしてさらに言えば都道府県だけではなく、市区町村単位でも大きく異なり、都心部になるほどに休日数は多くなる傾向があります。

「私のエリアはどれくらいが平均なんだろう?」と気になりますよね?保育園毎にどれくらい平均的な年間休日数が異なるのかと言えば、保育士が思っている以上に休日数は異なっています!!実際に初めて転職活動をした保育士があまりの違いにビックリする事も少なくありません!!保育士にとっては日々保育業務で体力を使うので、休日はとっても大切ですよね。それでは具体的にどれくらい異なるのかを見ていきましょう!!

◇:基準となる年間休日数は104日!!ここより休日数が多いか?少ないか?を見ていきましょう。

保育士に限らずですが基準となる考え方は「週休2日」になります。基本的には日曜休みを軸としながら、土曜が休みだったり、土曜日出勤があれば平日に振り替えたり、祝日があったりと様々なケースがありますが、とにもかくにも1週間のうちに2日は休める!!基本であり基準となるのはココになります。

それでは週休2日は年間休日数で考えるとどれくらいになるのでしょうか?1年間が365日なので1週間である7日で割ると1年は52週です。つまり52週に週休2日を掛け算すると年間休日数は104日になります。まず基準となるのはこの104日になります。

保育士の皆様が今働いている保育園が104日より年間休日数が多いか?少ないか?が年間休日数のポイントになります。ただ年間休日数104日と言っても休日数が多いわけではありません!!夏に3日の休日、年末年始に3日の休日と考えれば110日の年間休日数になるので、今働いている保育園が110日の年間休日であれば、決して休みの数が少ないなんて事はありません。

データ出所:独立行政法人福祉医療機構「「保育人材」に関するアンケート調査結果」

こちらのデータを見て頂ければ、約35%の保育士が年間休日101日~111日なのでまさに基準となる考え方になりますね!!年間休日数に関して言えば、多いわけでもなく、少ないわけでもなく、まさに平均と言える休日数になります。

◇:4週6休って年間休日数はどれくらいですか?

保育士のなかには日曜日が固定で休みで、土曜日出勤は隔週対応している!!という方もいらっしゃるでしょう!求人票をみると「4週6休」という記載や「4週6休+祝日」なんて記載を見かける事も少なくありません。

では4週6休は年間休日数はどれくらいになるのでしょうか?先と同様に1年が52週と考えると、4で割ってお休みの数6日をかけるので、年間休日数は78日になる計算です。これは休日数としては少ないですね…「いやいや!!でも祝日があるじゃないですか!」と思いますが、日本の祝日数は18日なのでこれを足したとしても、78日+18日の年間休日数96日になります。

休日数だけで見るのであれば保育士様にとっては平均よりもお休みが少ないと言えますね。もちろんお休みが少ないけどお給料が高い!!こんなケースもありますし、福利厚生が充実してます!!こんなケースもあるので、一概に年間休日数が少ないから悪い求人だと言えないので、求人票はしっかりと読み取る技術も実は必要になってきます。

お給料なども含めて求人票というのは実は情報の宝の山で、転職活動をする上ではとても大切な情報になります!!しかし!!この読み取り方を間違えると入職してから涙を流すケースもあるので、参考までに是非こちらをご覧ください☆彡

【2023年版】求人票を読み解ければ、保育士の給料/給与はあがる☆彡

◇:保育園で年間休日120日以上って本当なのですか?

さて約35%の保育士が年間休日101日~111日で働いており、さらに言えば約60%が年間休日111日以下という事が、先のデータからもわかってきます。「うーん。保育士ってお休みが少ないんだな。あれ、でも年間休日120日って書いてある求人をみたぞ!本当なのかな?」とふと疑問に思ってしまう事はありませんか?

実際に年間休日120日以上の休日なんてあるのでしょうか?ズバリ言えば年間休日120日以上の保育園は実際にあります!!誇大広告でも何でもないので、是非安心してください。どのような休みのイメージかと言えば「週休2日+祝日」で考えていきましょう!!

週休2日であれば年間休日は104日になります。そして年間の祝日数は18日あるのでこれを足せは年間休日120日以上の年間休日122日なるのです。この122日の休日数をベースにしてシフト制をひいている保育園も少なくありませんよ。

さらにここに夏休みが3日、年末年始の休みが3日、アニバーサリー休暇などの園が独自に取り入れている福利厚生としての休暇を入れれば年間休日が130日を超える保育園だってあります。幼稚園ではありませんよ!!保育園の年間休日で130日を超える求人だってあるのです!!これは凄い!!

◇:年間休日数の多い保育園の求人の特徴はどんな所ですか?

一番気になるポイントはまさにココだと思います。年間休日数が多い保育園はどのような特徴があるのでしょうか?ズバリ伝えるのであれば、保育士の人数が多い所になります。配置基準に対して数名加配されていれば年間休日は多くなる傾向があります。

逆に言えば保育士の人数が少なければ、やはりお休みは少なくなる傾向もあります。最悪のケースとしては配置基準ギリギリで回しているので、求人票に書かれていた年間休日数が守られないケースだって出てきてしまします。お休みが取れなかったり少なくなってしまうという事は、保育士が少ないという事なので残業だって増える可能性は出てきます。

ですので年間休日数を気にするときは、実は保育士の人数や離職率だって気にしなければいけません。さらに見ていけば、例え年間休日が110日だったとしても、通勤範囲30分圏内でみれば一番休日数が多い保育園の可能性だってあります。

都道府県毎の年間休日数の違いというよりも、市区町村毎に年間休日数は大きく異なります。

◇:年間休日数が多い保育園で働きたいと思ったら?

休日の数というのは法人の規定で定めていくために、保育士の個人の努力で休日数を増やすことはできません。特に正職員として常勤勤務をしていればなおさらです。つまり休日数の多い保育園で働きたい!!と思ったら、方法としては2つしかありません。

1つは何かといえば雇用形態をパートアルバイトに変える事です。パートアルバイトであればある程度は保育士自身の希望する休みをとれる可能性があります。もちろんデメリットとして時間給になる為に休みが多くなるほどにお給料も下がってしまったり、賞与が満額貰えないケースも少なくありません

もう一つの方法は何かといえば、年間休日数が多い保育園に転職する事です。日々ハードな仕事をこなす保育士にとっては年間休日数というのはとても大切な事です。特に定年まで働きたい!!長く働きたい!!と思っている保育士にとってみれば、お休みの数というのはとても大切な話になってきますね。

求人票でポイントになる表現は「完全週休2日制」や「土日祝休み」や「年間休日120日以上」というキーワードがポイントになります。一方で「休みが多くても残業が多かったらな…」とか「休みがあってもお給料が低くなったら嫌だな…」と転職するうえで、他にも大切にしたい事もあると思います。

そんな時は迷わず私たち保育士求人JOBSにご相談ください☆彡ご自宅から通勤可能範囲にどれくらい保育園があるのか?エリアの平均給料はいくらなのか?もちろん平均的な年間休日数はどれくらいなのか?をバッチリお伝えしたうえで、ぴったりの求人をご案内する事が可能です☆彡

年間休日数が多い求人をお探してあれば、こちらのアンケートをお答えください。きっと理想の求人が見つかりますよ☆彡

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