【2024年度版】【保育士の直観力を磨く】直感で転職活動してたらどうなるのか?を検証してみる

◆:直感を信じても良いのか?を科学的に検証してみる

「前に進むべきか、それとも後ろに進むべきか、うーん、悩む。。」ここは1つ直感をあてにして決めてみるぞ!!と少なからず、何かを意思決定するときにこの「直観力」に頼ってみたことはありませんか?何かの意思決定をするときに、直感を信じて行動した保育士/幼稚園教諭の皆様もいらっしゃると思います☆

さて改めて思い出してみて頂きたいのですが、改めて冷静に考えてみると「直感」で成功した確率って保育士/幼稚園教諭の皆様はどれくらいありましたか?好きな異性が表れて「この人と付き合うか、付き合わないか?直感で決めてみるぞ!!」なんて事だって、過去にはあったかもしれませんね(笑)

例えば”保育園/幼稚園/こども園”の求人を探している時に、「転職した方がいいのか?、それとも今の”保育園/幼稚園/こども園”に残ったほうが良いのか?これも直感で求人を選んでよう!!」なんて事もあれば、「どちらの保育園に転職すべきか、直感で決めてみる!」こんな時もあったかもしれませんね。

今日の講義のテーマはまさにここです☆保育士/幼稚園教諭の皆様の「直感」はあてになるのかを科学的に検証してみましょう!!直観力をあげる方法や、納得度の高い意思決定に必要な事もあわせて説明いたします☆彡それでは本日のポイントです。

本日のポイント

1:直感はあてになるのかを科学してみる
2:直感があてになる為の条件が実はある!?
3:転職活動の時は“直感”をあてにした方がいいのか?科学してみる
4:転職活動で失敗しない意思決定の方法を科学してみる

それでは講義のスタートです!!

1:直感はあてになるのかを科学的に検証してみましょう

「何より大事なのは、自分の心と直感に従う勇気を持つ事です」~スティーブジョブズ~

なんといっても「スティーブジョブズ」が直感に従えと言っているのですから、これは直感というのは間違いなく当てになるぞ!!と思ってしまいませんか?もしかししたら保育園のお仕事探しをしている時に、「直感的に良いと思うなら絶対に入職したほうがいいよー!!」と保育士の友人からアドバイスをされたこともありませんか?それなら「自分の直感を信じて転職して新しい”保育園/幼稚園/こども園”で働くぞ!!」と意思決定した時もあると思います。

確かに最近の心理学や統計学の世界では、一部この「直観力」とでも言える”見えない力の正確性”が示されてきてもいます。まずは直観力を検証する有名なデータがあるのでお伝えしておきましょう☆

プロのチェスプレイヤーを対象にした実験で「早指チェス(1ゲームを5分で行う特殊なチェス)」のプレイヤーが時間をかけて行う一般的なチェスでも同じように活躍する事が出来るのかを検証した研究になります。

◆:直観力を検証するための有名な研究

1:早指しチェスプレイヤー→直観力が高い
2:通常のチェス→論理性が高く時間がかかる
仮説はこうでした→もしも早指チェスプレイヤーが、通常のチェスでも成果を出すことが出来るのであれば、直観力というものがあるだろう。

この研究結果はどのようになったと思いますか?そうなのです、早指チェスプレイヤーたちは持ち前の「直観力」をいかして平均約「1回7.5秒」の思考時間しかなかったにも関わらず、通常のチェスと同じルールでも優秀な成績を収めることが出来たのです。つまり直感が学術的にはあるだろう!!という事が証明されたという事でもあります。

実は「直観力」を検証したデータは世の中に沢山あるので、”直感”が”論理”に勝るケースというのは全然珍しいものではないのです。

「なるほど☆彡それなら保育士/幼稚園教諭の転職活動も直感でやる方がいいですね!!」と、これだけを伝えたら考えてしまいますよね。。それこそ友達から紹介された”保育園/幼稚園/こども園”が「直感的に良い」と思ったのでそこに転職します!!と思ってしまうケースもありますよね。

しかし、ズバット答えを言うのであれば、この「直感に従った方が良い」は保育士/幼稚園教諭の転職活動においては間違っているのです!!

「えっ!なぜなぜ?だって科学的に”著感力”って証明されているんでしょ?」と保育士/幼稚園教諭の皆様は思ってしまいますよね?そうなのです!!科学的に「直観力」は証明されているのですが、この直観力には、気を付けるべき”前提条件”があるのです!!次の章で詳しく説明していきましょう☆彡

2:直感があてになる為の前提条件が実はあるのです!!

保育士/幼稚園教諭の皆様であれば、”保育園/幼稚園/こども園”で”園児”や”保護者”を見たときに「直感」が働くときは、間違いなくあると思います。「朝、園児を見たときの挨拶の仕方やしぐさ、、、きっと体調が悪いに違いない!!」と直感がピコーンと働く事があるのです☆彡そして保育士様が園児や保護者の仕草などで感じる「直感」は高い確率で当たるでしょう!!

「ちょっと!なおさら直感でいいじゃないですか!!」と思いますよね(笑)これがまた違うのですよ(笑)実は保育士/幼稚園教諭の”直感”が当たる理由とも言うべき”前提条件”があるのです。それはいったい何なのかを説明します☆彡ポイントは3つあります。

◆:直感が働く為の前提条件

1:ルールが厳密に決まっている
2:何度も経験をしたり、何度も練習する機会がある
3:直感の意思決定の結果をフィードバックしてもらえる機会がある。チェスも同様なのですが、保育士/幼稚園教諭の皆様の直感が当たる理由がまさにここになるのです。保育学校を卒業して凄まじい量の勉強をして、様々な保育に関わる事を暗記をしたと思います。

つまり保育というのは学問として確立されており、沢山の研究がおこなわれている為に、園児の対応や保護者の対応に関して、ルールが厳密に決まっているのです。これらの知識を元にして保育士/幼稚園教諭の皆様は園児や保護者と話す経験を日々の”保育園/幼稚園/こども園”で沢山もらっています

学生から初めて保育士として働いた時を思い出してください。その時の「直観力」と今現状の「直感力」って絶対に違いますよね?そうです、知識も経験もあるからこそ、今の「直感」の方が当たるのです☆彡保育士としての10年前の直感と、10年経験した直感の精度は異なります。これは園長も同様で園長として1年目の直感と、10年目の直感は当たる確率が異なるのです。

つまりその「直感」を”間違える”とか”失敗する”という経験をして、園長や、先輩保育士から、沢山のフィードバックやアドバイスをもらったと思います。”失敗する”という事はまさに、直観力を育て、そして自分自身も成長するという事なのです!!

つまり保育士/幼稚園教諭の皆様の”直感”は前提条件のポイントである3つを全て押さえているのです!!「直感=経験量」とも言えますが、まさに保育士/幼稚園教諭の皆様の直感は「厳密なルール」と「経験や練習」と「フィードバックやアドバイス」の上に成り立っているのです。

「おや?それならなおさら保育士/幼稚園教諭である私は、”保育園/幼稚園/こども園”の転職活動も直観力って当たるじゃないですか!!」と思いますよね?

ここがまさに気を付けるべきポイントになります。「保育士/幼稚園教諭の転職活動」や「保育士/幼稚園教諭の”保育園/幼稚園/こども園”の求人の探し方」に関して言えば、「厳密なルール」と「経験や練習」と「フィードバックやアドバイス」の3つの前提条件が成り立っていない為に、直感で転職活動をする事は絶対に避けた方が良いのです。つまり直感で転職活動をすれば失敗するという事です。

3:転職活動の時は“直感”をあてにした方がいいのか?科学してみる

では保育士/幼稚園教諭の皆様に質問です!!皆さんは何回転職をしましたか?ご年齢や経験にもよりもあすが、おそらく2回~3回の転職回数の方が多いと思います。

つまり保育士/幼稚園教諭の皆様は転職を経験する機会が圧倒的に少ない為に、転職活動においては直観力が働かないのです。保育士/幼稚園教諭の転職活動にも厳密な「ルール」があるのです。そのことを知らずして、経験の少ない転職活動をして、意思決定を「直感」で決めてしまうと、良い結果になることは少ないのですよ。

これはイメージとしては「保育を学び始めた1年目の学生に、園児の様子をみてどのようにケアるすることが良いと思う?」と言っているのと同じ事です。

どうですか??ちょっと想像してみてください!!きっと皆さんは「学び始めたばかりの学生にそんな事させるのは厳しい!!」と思いませんか?転職活動も全く同じなのです。

例えば保育士求人JOBSで言えば保育士/幼稚園教諭の皆様が毎年3000名以上ご利用しています。つまり転職や求人の話をすることが圧倒的に多いのです。保育士/幼稚園教諭の転職の事も、”保育園/幼稚園/こども園”の業界の事やルールも理解していますし、10年以上つちかった沢山の経験があり、沢山の先輩たちからアドバイスを頂いてきました。

ですので「むむむ、この保育士様は、ここの”保育園/幼稚園/こども園”が良いと思う!!」とか「きっとこんな働き方をしたら、保育士/幼稚園教諭の皆様が笑顔になるぞ!!」という直観力が働くのです☆彡

でも新人のスタッフではこの直感は働かないですよね?転職というのは人生を決める大切なイベントです。それを直感で決めてしまうのはやっぱり危険ですし、納得感の低い転職活動になってしまう可能性もあります。それでは保育士/幼稚園教諭の皆様がどのような方法で転職活動の意思決定をすべきなのかお伝えしていきましょう☆彡

4:転職活動で失敗しない意思決定の方法を科学してみる

「直感」に関する永遠の課題と言えば「直感 VS 論理」どちらが正しい答えを導き出せるのか!?が良く言われています。これも先に答えを言ってしまえば”状況により異なる”ので、その時その時で正しい方法を選択するのが良いのです。

例えば日々の保育現場であれば、直感が働く3つの前提条件を満たしているので、これは「直感」を信じても大丈夫です☆彡

ただもしも「まだ新人なんです。」とか「保育士/幼稚園教諭の転職活動」など、自分がほとんど経験したことがない課題の意思決定であれば「論理」を選択するのが、最良の選択とえ言えますす。

過去には2014年にボーリング・グリーン大学が行った実験で「意思決定のスタイル」と「良い結果」の相関を調べる実験が行われました。是非保育士の皆さんも一緒にやってみましょう☆彡

まず自分の意思決定がどのスタイルなのか下記の5つの中から選んでみてください。そしてどのスタイルが一番「良い結果」になるのかを考えてみましょう☆彡

◆:自分自身の意思決定のスタイル

1:合理的→論理的に物事を考えて意思決定をする
2:直感的→感覚や直感で心の赴くままに意思決定をする
3:客観的→他人のアドバイスを元に意思決定する
4:回避的→意思決定を出来る限り先延ばしにする
5:速攻的→意思決定を出来る限り早めに終わらせようとする

さあ保育士/幼稚園教諭の皆様はどんなタイプでしたか?もちろん状況によって自分自身の意思決定のスタイルというのは変わると思いますが、多くの場面において、ほとんどの人は自分のスタイルを貫く傾向があるのです。

結果的に一番「良い結果」になったスタイルは何かといえば「合理的」なスタイルだったのです!!そして一番低かったのは実は「直感的」スタイルだったのですよね。

そしてさらに付け加えるのであればこの「直感的」スタイルの人たちは、友人や家族からの人間的評価が低いという恐ろしい結果も出ていました。直感スタイルの人たちは「自己正当性」が高いという結果になり「私は正しい!!」とか「私は間違っていない!!」という傾向が強かったようです。

なので直感力を保育士/幼稚園教諭の皆様が使うのであれば、経験豊富な保育現場で活用し、転職活動のような経験が少ないものに関しては、論理的や客観的に考えるほうが満足度も高く、日常のストレスも低い結果になります☆彡

保育士/幼稚園教諭の皆様が”保育園/幼稚園/こども園”の求人探しや、お仕事探しで困ったら一緒に論理的に客観的に一緒に求人を探していきましょう☆彡理想の求人を見つけるので是非楽しみにしていてください(^_-)-☆

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