圧倒的に運が良くなる感情との向き合い方〜ネガティブ/落ち込むは悪いことではありません〜

◇:仕事で落ち込んでます…こんな気持ちではやってはダメな事って何ですか?

保育園で働いていれば誰でも落ち込んでしまった時はあるでしょう。仕事が上手くいかなかった時、怒られた時、人間関係のもつれ等、1年働いていればそりゃ保育士さんだって落ち込む事もありますよね?

保育園での仕事が上手くいかないという不安や、保育士同士の人間関係のストレスと言うのは、保育士さんを落ち込みやすくしてしまいます。そして悪循環といえば落ち込んでいる時ほど、人は不安やストレスに弱くなってしまい、さらに落ち込んでしまう傾向があるのです。

特に保育士さんは「仕事に一生懸命」頑張っている人が相対的に多く、頑張る人ほどメンタルも病みやすい傾向があるわけなのです。せっかく仕事に一生懸命頑張っていても、落ち込んだ状況になってしまえばいつもと同じパフォーマンスを出す事は難しくなり、今までだったらなんてことない課題だって乗り越える事が出来なくなってしまいます

さて保育士さんが落ち込んでしまった時、どうしたら元気になったり気持ちがスッキリするのでしょうか?このアプローチの講義は過去に沢山しているので、今日は少し違った切り口で「落ち込んでしまった時にやるべき仕事/やってはいけない仕事」をお伝えしていきたいと思います。

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普通に考えれば、ずっと前向きの方が良いと感じませんか?前向きだったりポジティブなら、どんな仕事も良い成果になると感じませんか?まさにこれが今日の講義の面白い所なのです(笑)これらの講義でお伝えしたように気持ちをスッキリさせたり、落ち込んだ気持ちを元気にする方法もあります。

しかし落ち込んでしまった時でも保育業務と言う仕事は続いているわけです。落ち込んでしまった時に真っ先にやったほうが良い仕事や、やってはいけない仕事が実はあったのです!!今日の講義はまさにココを解説していきましょう!

◇:落ち込んでしまった時…実はある仕事ではチャンスなのです!

感情に関してもメリットしかない、デメリットしかないという事はなく「落ち込んでしまった」という感情もデメリットしかないように感じてしまいますが、実は保育業務に活かすことがメリットだってあるのです。

落ち込んでいる時と言うのは
1:集中力や警戒心があがりやすい傾向があり、
2:新しい取り組みをしている時にはこの感情は割と良い方向に働くケースが多い
と言われています。さらに悲しみと言う感情は、人の嘘を見抜く能力が高まっている状態と言えます。悲しんでいる時は騙されちゃいそうですが、実は異なっているのです。ただし悲しみレベルが強すぎると自暴自棄にもなるのでそれは注意ですね!

保育士さんが保育園で落ち込んだり、プライベートで落ち込んだりしてしまった時、でも仕事はやらなければいけない!!このような状況であれば、やってはいけない仕事としてはアーティスティックな仕事やクリエイティブな仕事、未来のビジョンを語るような大局は避ける方が良い可能性があります。

保育園でアーティスティックな仕事やクリエイティブな仕事といえば、例えば行事に向けての壁面制作や、パワーポイントなどで「おたより」等を作る作業が近しいと思います。落ち込んでいる時と言うのは想像力が欠落してしまう傾向がある為に、このような作業は向いていない、やるべきではない事と言えます。

また自分自身の将来の事を考えたり、保育園の未来や、園児たちの未来を考える事も、同様にやるべきことではありません。落ち込んでいる時は、想像力が欠落し、基本的には考え方がネガティブになっている為に、明るい未来を想像する事や、新しい未来を描く事がとても難しいのです。

◇:落ち込んでいます…それならこんな仕事が向いています!

では落ち込んでいる時に真っ先にやるべき仕事はどのような仕事なのでしょうか?ズバリお伝えするのであれば事務仕事や分析業務です。落ち込んでいる時は想像力はありませんが、注意力が高まります。特に物事を細かく分析する事が可能になると言われています。

もしかしたら保育士さんも経験あると思いますが、落ち込んでいる時は普段気にしないようなちょっとした一言でも気にしてしまった事があると思います。人の粗が目に付いたり、今まで気が付かなかったことを気が付けるようになっている状態でもあるのです。

確かに気持ちとしては落ち込んでいるかもしれませんが、一方で落ち込んでいる時は細かな事に気が付く分析力という能力を保有できている状態ともいえるのです!!例えば保育士様が園児たちの出席簿のデータを眺めていれば、どの園児がどれくらいの確率でお休みをとるのか?その因果は何か?等の数字を元にした新しい視点での分析が出来る可能性があります。

管理職の先生であれば園内の満足度調査などを行い、その結果を眺め分析する事で、どの先生が退職の可能性が高いのか?等もわかる可能性があります。そして心理学的にはこのようなランダムに並べられた数字や記号を見たり、読んだり、書いたりすることは気持ちを落ち着かせると言われています。

落ち込んでいたから分析をしてみてたら、新しい視点が生まれ、気が付いたら落ち込んでいた気持ちもスッキリになると考えれば、落ち込む事さえも楽しく感じてしまうかもしれません。

そして悲しみレベルの高く落ち込んでいる時は、騙される事が少なくなり、嘘を見抜く能力が高まると言われています。例えば保育園内で園児同士がケンカしていまいAちゃんは「Bちゃんが悪いんだ!!先に僕にかみついたんだ!!」と言い、Bちゃんは「それは嘘だ!!Aちゃんが僕をぶったんじゃないか!!」と二人の言い分が真っ向から対立していたとしても、園児の嘘を見抜きやすくなっているのです。

このように考えていくと、落ち込んでいる時はやってはいけない仕事も明確ですし、やったほうが良い仕事も明確になります。そして落ち込んでいる時は分析力が高い状態でもあるので、この状態を楽しむ事もまた、落ち込んだ時の考え方になるかもしれません。

落ち込んでいる時のメリット/デメリットがある事はわかりました!!もしかして…元気な時、つまりポジティブな時にもメリット/デメリットがあるという事ですか?と勘の良い保育士さんなら感じますよね。その通りです!!メリットしかなさそうなポジティブな時にももちろんやってはいけない仕事があるのです。

◇:ポジティブな時にやってはいけない仕事はこれだ!!

ポジティブな感情の時のメリット/デメリットはまさに、落ち込んでいる時と正反対になります。つまりポジティブな時は、気持ちが明るく、大局を見る力がついている時なので、アーティスティックな仕事や、クリエイティブな仕事をするときに向いています。さらに言えば、園児たちの未来を考えたり、保育園の未来を考えると言った、将来の大きなビジョンを考える時に向いていると言えます。

「10年後の保育園を〇〇みたいにしたい!!」「園児の未来は〇〇みたいにしてあげたい!!」このような大きなビジョンを考える時は、ポジティブな感情の方が、普段思いもつかないような大きな事、想像力や発想力が豊かな事が言えます。保育園での壁面制作も過去最高の作品が出来るかもしれません!それこそ普段想像もできないような、バックトゥザフューチャーのような未来だって想像できてしまうかもしれません!保育士様が転職活動をして保育園の求人を探すのも、このような感情の時の方が自然と良い結果になることが多いのです。

一方でそれだけ気も大きくなっているので気をつけなければいけないこともあります(笑)ポジティブな感情は細かな業務には向いていないのです。数字をみたり、事務作業をしたりは「これくらい大丈夫でしょ!!」と良くも悪くも、気が大きくなっている状態と言えます。

このように考えれば、ポジティブでいる事だけが良い事でもないとわかりますし、落ち込んでいるから必ずしも悪い事とも言えない事がわかります。つまり感情のメリット/デメリットを理解して、やるべき事/やってはいけ事を理解する事が重要になります。

◇:今の感情を理解して使い分と仕事もはかどります!ただし注意点も…

落ち込んでいる時もポジティブな時もお互いにメリット/デメリットがある事が解りました。例えばご飯を食べる時も同じだと思います。スープを飲む時はスプーンです。お肉を食べる時はフォークの方が向いています。スープをフォークで飲めなくもないかもしれませんが圧倒的に不自由ですよね(笑)

感情と言うのも同様に保育士様もポジティブな時もあれば、落ち込んだ時だってあります。その感情を理解して、感情のメリット/デメリットを理解していれば、これからは仕事が止まってしまう事はなくなりますし、むしろ今まで以上のパフォーマンスを発揮できると思います。

足元の事務作業や短期的な事を考えるのであれば、分析力が高まっている落ち込んでいる時の方が良く、長期的な事を考えたいときには想像力や発想力が豊かなポジティブな時というイメージですね。どちらの感情の方が良い悪いではなく、適材適所で感情を上手に使う事が大切になります。

がしかし(笑)落ち込んだ感情のままずっといる事はお勧めはしません。刹那的に落ち込んでしまう事は誰でもあります。しかし落ち込み続けてしまう事は結果的にネガティブな感情を生み出し、ネガティブなままいるという事になります。こうなってしまうと脳がストレスを感じてしまうと言われており、結果的に心身ともに疲れてしまいます。

落ち込んでしまった時は一度自分自身の行動を振り返ってみる事もまた大切になります。こちらも過去に講義をしているのですが、落ち込んでしまう人、ネガティブに考えすぎてしまう人はもしかしたら、自分は運が悪いと思っているのかもしれません。

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しかし運と言うのは考え方やトレーニングで、運を多少なり手繰り寄せる事が出来ます。つまり運のよい保育士さんになるわけです!!もしも落ち込んでしまう事が長いのであれば、是非こちらもあわせてご覧ください。

そして落ち込んでしまう事やネガティブな感情が日常的に多いのであれば、それは職場の問題もあるかもしれません。園児たちを笑顔にするためには、保育士さんが笑顔でなければいけません。そして笑顔になれる保育園で働く事が大切になります。1週間以上落ち込んでいたり、ネガティブな感情であればそれは転職を考えましょう!!そんな時はいつでも保育士求人JOBSにご相談ください。ポジティブになれる保育士限定の非公開求人を用意してお待ちしています。

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