【2024年版】”悲しみにサヨナラ”する方法☆彡”後悔”と”悲しみ”はお友達?

◆:保育士/幼稚園教諭の先生たちの”悲しみにサヨナラ”する方法ってありますか?

泣かないでひとりで
ほほえんでみつめて~♪あなたのそばにいるから~♪
悲しみにさよなら
ほほえんでさよなら~♪ひとりじゃないさ~♪

と歌声が聞こえてきそうならこのタイトル(笑)

日々”保育園/幼稚園/こども園”での保育業務をする中でも、”悔しくて””悲しくて”ついつい涙を流してしまう事はありませんか?「仕事って楽しい事だけなら良いな!!」と思ってしまう時もありますが、悲しみがあるからこそ、喜びを感じることが出来ますし「涙活(るいかつ)」なんて言葉もある通りで、涙を流したりすることは自分自身の心の禊になる時もあるので、「悲しむ事/涙を流す事」が悪い!!という訳ではないのです。

だからもしも、保育士/幼稚園教諭の先生が涙をしてしまう時があったとしても、止まない雨はありません☆彡いつかキット笑顔になれます☆過去の思い出を素敵な思い出に変えれるように、今を充実させることが大切です(^_-)-☆

でも「悲しんでしまう事」や「涙を流す事」が適切ではないタイミングというのがあるのですよ。つまり「今は悲しんじゃダメ!!落ち着いて!!」というタイミングです。それはどんなタイミングか保育士/幼稚園教諭の先生は想像つきますか?それは何かといえば、保育士/幼稚園教諭の先生が何かを「意思決定」するときは「悲しむ事」や「涙を流す事」はやってはいけないなのです。なぜなら、悲しみが強い時は正しい意思決定が出来ないのです。

悲しみのような「自分自身の感情」は、自分自身が気が付かないうちに、意思決定に大きな影響を与えてしまい、そしてその結果は後悔する事の方が、過去の研究結果では多い事が実証されています。

本日の講義のポイントはココです☆彡「悲しみ」と「選択の後悔」の関係性を心理学や行動学から解説していき、日々の保育業務を”笑顔で”活かしてもらいたい!!というのが本日の講義の内容になります。それでは本日のポイントです。

◆:悲しみと後悔の関係性を知り”笑顔”になるポイント

1:「悲しみ」が影響してしまう選択の後悔を科学してみる
2:後悔しない選択の為に、どのような感情になっていることが良いのか科学する

それでは講義のスタートです☆彡

1:「悲しみ」が影響してしまう「選択の後悔」を科学してみる

「セックス・アンド・ザ・シティ」という海外ドラマを保育士/幼稚園教諭の先生たちは見たことがありますか?この中でとても印象的な「感情」と「選択の後悔」のセリフがあるのです。

ニューヨークの街を「最近憂鬱なの・・・」と話しながら、サマンサが足を引きずって「痛い」と叫びながら歩くシーンがあります。

キャリー「ねえねえ、そんなに痛いのなら買い物なんかしなくてもいいんじゃないの?」
サマンサ「私、つま先はくじいたけど、気持ちはくじけてないわよ!!」

買い物をするという行為はストレス解消にもなります☆彡イライラしたからバンバン買っちゃうぞ☆とカードで支払いをして翌月泣いてしまう月もあったと思います(笑)保育士/幼稚園教諭の先生達は”買い物でストレス発散”、こんな経験ありませんか??

社会科学者のジェニファー・ラーナーらは最近の研究で「悲しみ」のような負の感情が、物を買ったり売ったりする行動にどのような影響を与えるのか研究し、そしてこの現象に対して興味深い同作を加えました。

まず初期仮説として「悲しい経験」をすると、その気分を切り替えようとして環境を変えたくなるだろう!!と考えました。そして普段の気分での買い物ではなく「悲しい経験」があった時はきっとこんな感じで人は行動するのでは??と仮説を立てたのです。どんな感じかと言えば?

◆:悲しい気分の時の買い物はこんな感じかな?の仮説

1:悲しい気分だと、普段と比べて、自分か買い手の時はより、高い金額でも買ってしまう
2:悲しい気分だと、普段と比べて、自分が売り手の時は、より安く手放してしまう

「むむむ。。。これって買っても売ってもいいことないですよね?」と思いませんか?。もしもこの仮説が実証されてしまったら恐ろしい結論ですよね?だっていつもよりも、高い金額で買ってしまい、そしていつもよりも安く手放しても良いと思ってしまうなんて、もはや「普通の考え」ではありません!!

まさにこれを実証するために実験が行われました。グループを2つに分けて感情をグループに植え付けた後に、とある買い物をしてもらいます。

◆:悲しみと冷静が意思決定にどれだけ影響するかの検証のためのグループ

1:悲しみ溢れる映画をこれでもかと見せて、意図的に対象者をズーンと悲しい気持ちにさせるグループ
2:全く無意味な映像をみせて、悲しみも喜びも感じない冷静なグループ

そしてこの2つのグループに対して同じ質問をしす。蛍光ペンを1セット渡して、グループの半分には「いくらで売りますか?」、残りの半分には「いくらで買いますか?」と質問してみます。つまり4つのセグメントになるわけですね。

◆:感情と行動を検証するための4つグループ

1:悲しい映画を見て、悲しい感情で蛍光ペンを買うグループ
2:悲しい映画を見て、悲しい感情で蛍光ペンを売るグループ
3:無意味な映像を見て、悲しくも楽しくもない冷静な感情で蛍光ペンを買うグループ
4:無意味な映像を見て、悲しくも楽しくもない冷静な感情で蛍光ペンを売るグループ

保育士/幼稚園教諭の先生☆彡是非一緒に考えてみましょう☆彡どのグループが一番高く買い、どちらのグループが一番安く売ってしまうでしょう??結果は恐ろしいほどに明らかで、そして恐ろしいほどに想定通りになりました(笑)

悲しい感情で「蛍光ペン1セット」を買おうとしたグループは、感情が冷静なグループよりも約30%も高い値段で買ってよいと答えたのです。なんと恐ろしい。。。

そして悲しい感情で「蛍光ペン1セット」を売ろうとしたグループは、感情が冷静なグループに比べて約33%も安い金額で売っても良いと答えてしまったのです。これまたなんと恐ろしい。。。

まさに”普通の状態”ではないですよね。つまり冷静ではなく、いわゆる自暴自棄になってしまっているのです!!つまり”悲しみ”という感情がどれだけ負の影響を与えるかというのが明確になったわけです。恐ろしいですよね?実はこの”悲しみの感情”を利用する事も、ブラック心理学としては出来てしまうという事なんです。

例えばですが滅茶苦茶理不尽に怒る先輩保育士がいて、100回に1回くらい優しくされると「この人は本当はいい人なんじゃないか?」と思ってしまう事ありませんか?ダメです!!これダメです!!そうなのです、これ「悲しみ」という感情を利用して完全に騙されているパターンなのです(笑)普通に考えれば「いい人」なわけないじゃないですか(笑)もしも友達にこのような相談を受けたら「絶対に良い人じゃないでしょ(笑)」って冷静にアドバイスる事が出来ると思います☆

ポイントはまさにココなのです☆つまり”悲しみの感情”で正しい選択ができないと感じる時は、冷静でいることが重要なのです!!

冷静になれと言われて冷静になれるならやってるわ!!と思われてしまうので、どうすれば日々の”保育園/幼稚園/こども園”での保育業務の中で冷静にいることが出来るのか?そして正しい判断や後悔しない選択になるのかを科学していきましょう!!

2:後悔しない選択の為に、どのような感情になっていることが良いのか科学する

悲しみがどれだけ意思決定を鈍らせ鈍らせてしまい、後悔する選択をさせてしまうかイメージがついてきたと思います☆そして、確かに”冷静”でいることが大切だなって事も、経験からもわかってきたと思います♪

それでは保育士/幼稚園教諭の先生が”保育園/幼稚園/こども園”での保育業務の中で、どうすれば”冷静さ”を取り戻すことが出来るのでしょうか?それは、自分の気持ちに関わらず、意思決定を必要とするときは「自分を落ち着かせる時間」を取ることが大切になります。

そして自分自身が悲しい時というのは正しい決断が出せないように、他人を説得するときも相手が悲しんでいるのであれば、正しい決断を出すことが出来ないという事です。

園児が泣いている事もあります。もしかしたらそのご家族が泣いている事もあります。”保育園/幼稚園/こども園”での会議の時に泣いている保育士/幼稚園教諭の先生がいるかもしれません。このような悲しみに暮れている状態の人と会話をして、何かの意思決定をしてもらわなければいけないケースも”保育園/幼稚園/こども園”での業務では沢山あると思います。

でも、その人たちが悲しんでいるのであれば「正しい答えを出すことは出来ない」というのが答えになります。なので答えを求めるのではなく、まずは感情を落ち着かせる時間を持つことが何よりも重要な事となります。

「先生、少し落ち着いてください!!」なんて患者様に言われてしまったら、まさに冷静ではない証拠ですし、その時は正しい判断ができないと考えた方が良いでしょう。

自分では「今は冷静だ!!」と思っていても、周りの保育士/幼稚園教諭の先生から「落ち着いて!!」って言われるときは、「客観的にみて冷静な状態」ではないのですよね。その時は周りの人に耳を傾けて、ちょいと時間をおいて一呼吸。鬼滅の刃ではありませんが、深く呼吸をする事。そうです、冷静になる呼吸が大切ですし、呼吸が冷静にするといえます☆そんな呼吸ができる時間、冷静になれる時間を持つようにしましょう☆彡

ストレスは目と耳から9割以上感じると言われているので、目を閉じて深い呼吸を1分間してみましょう。ポイントはゆっくり吐いて、ゆっくり吸う事です。また逆に目からポジティブな情報を入れる事も、冷静さに繋がり、例えばスマホの写真で楽しかった時の写真を見てみる事もまた冷静さを保つ方法になります。

”保育園/幼稚園/こども園”での打ち合わせや、園児と話している時、ついつい感情的になってしまう事もあると思いますが、実は少し時間をとってから意思決定する方が学術的には正しい選択になる可能性が高いのです。

心を整えるとはどれだけ大切かというのを理解したら、日々の保育業務のなかでも冷静になる時間をもつ必要性がわかりますよね??是非後悔しない選択の為に「悲しみにサヨナラ」できるように日々整理時間を作るようにしてくださいね☆彡

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