【2024年版】保育士の面接対策はこれでバッチリ☆彡 面接でよく聞かれる質問集とその回答集!

■保育士面接は事前準備が大切です〜面接の心構え〜

保育士/幼稚園教諭として保育園やこども園に就職をする場合も、転職をする場合も、面接は必ず通らなければならない道です。保育園やこども園によって求める人材像や掲げている企業理念は異なりますが、聞かれる可能性の高い質問は実はある程度決まっています。

面接というのは何を回答するかも大切ですが、回答している時の保育士さんの伝え方や雰囲気を見ている事も多いのです。今日はそんな不安を払しょくしましょう!!「面接って何を聞かれるの?」「どんな準備をしておくべき?」と不安を抱えている人に向けて、面接の質問集と言えるその内容と面接対策をご紹介します。

■面接対策としてはまずは事前準備が大切です

まず保育園やこども園/幼稚園の保育士さんの心構えとして、面接は事前にどれだけ準備が出来ているかが非常に大切になります。その会社に入社したい気持ちが強くても、本番で緊張して言いたいことが伝えられなかったり、想定していなかった質問をされて言い淀んでしまったりすると勿体ないですよね。もちろん面接では服装などの身だしなみも大切になるので、あわせてこちらもご覧ください。

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本番で100%を出しきるためにも、120%の準備をして臨みましょう。緊張してしまうかもしれませんが、緊張してしまうのは準備が出来ていないからです。しっかりと準備をしていれば緊張しても受け答えに困る事はありません。

つまり、まずは面接で何を聞かれるのか想像して自分の考えをまとめて伝える練習をしておくことが大切です。そしてさらに言えば面接では話し方や態度で人柄をチェックされます。

例えば言葉の節々にネガティブさがあったり、自己中心的だと感じられるところがあれば、面接官の方々は一緒に働きたいとは思えないですよね。保育士さんは園児たちを中心にその家族と接する職種なので、明るかったり、前向きだったり、仏頂面でなく常に笑顔であったりする人材が求められます。そういった人柄を発言や態度の中にどれだけ組み込めるかが、勝負の分かれ目となるでしょう。

■しっかりとHPを確認して、企業理念や求める人材を認識しておきましょう

面接対策をするにあたって、まずするべきことは保育園やこども園のHPのチェックです。企業理念や保育理念、もちろん保育士さんに求める人物像など、面接のヒントになることが企業HPにはたくさん盛り込まれています。

特に確認しておくべきポイントは、「企業理念」です。企業理念とは、簡単にいうと“その保育園やこども園ががなぜ存在しているのか”を一言で表したもののことです。会社の考え方の軸であり中心となる考えとなるものであり、在籍している社員の方向性や、どんな社員を求めているかを読み解くことができます。

面接対策としては一番しなけれいけないことが、この企業理念を理解してそれを元に発言する事になります。企業理念に同意できるのであれば、入社後にその保育園の雰囲気や氷解ステムなどにギャップを感じることも少ないでしょう。

企業と理念の異なる人と一緒に働くことは難しいので、自分自身のセールスポイントが、企業理念とどうマッチするかは十分に考えて話せるようにしておく必要があります。中にはどのような社風かが書いてあるHPもあるので、あわせてチェックしておきましょう。

逆に言えば企業理念が合わないのであれば、面接対策以前にどんなに条件が良かったとしても合わない可能性が高いので、「ここの保育園とは考え方が合わない!」と明確に感じるなら、面接をしない事もまた大切な事になります。

また、保育内容も必ず見ておくべきポイントです。面接で業務の具体的な話になった際、コメントに詰まってしまうと「事前になるも調べてないのね。」と準備の甘さが見抜かれてしまうので、隅々まで目を通しておく必要があります。

また保育園やこども園によっては、在籍している社員の方へのインタビューや、1日の流れを明記しているところもあり面接対策に活かされる内容が沢山あります。そういった実際に働いている方のリアルな声は具体的なイメージに繋がり、面接での受け答えのヒントになります。

■質問1:「この企業(保育園)に応募した理由は何ですか?」

ここからは、実際によく聞かれる質問をいくつか紹介していきましょう!!まず必ず聞かれるのが、「なぜうちの保育園(こども園)に応募してくれたのですか?」という志望理由に関する質問です。質問としては一番一般的で標準的であり、実は一番回答に困る質問でもあります。

すんでいる場所にもよりますが、沢山の保育園やこども園があり、就職でも転職でも保育士さんには沢山の選択肢があります。その中でも「なぜ自分たちの保育園に惹かれたのか?」は明確に答えられるようにしておきましょう。

それこそ、その保育園が掲げている企業理念や保育理念、代表者のメッセージや先輩のメッセージなどから共感できることを探すと、考えがまとまりやすいかと思います。もちろん写真から園の雰囲気を想像して自分が魅力的だと思った事を伝える事もGOODです。

 

■質問2「転職する理由は何ですか?退職の理由を教えて下さい」

転職のための面接の場合は必ず聞かれる質問ですが、この問い掛けが飛んでくると慌てる方もいらっしゃるかもしれません。というのも、転職の理由を話そうとするとついついネガティブになってしまったり、不幸自慢になってしまうことが多いからです。気が付けば前職の悪口を伝えてしまっている事も面接では少なくありません。

しかし、ここでマイナスな発言をしてしまうのはNGです。あくまで前向きな退職であることは、心象管理として大切です。前職には感謝していることを述べ、どういった部分をさらにステップアップさせたいと感じたのかを話すようにしましょう。

例えば、「私は元々乳児を見たいという思いがあり保育士を目指しました。その勉強の為にも幼児クラスを5年間見ていましたが、今の保育園では人員の都合から乳児クラスを見ることが出来ません。改めて自分の夢だった乳児を見る事を叶えたくて転職活動をしました。」など、どんな理由で、これからはどんな風に働きたいということを具体的に話せるようにしておきましょう。

■質問3「どうして保育士(幼稚園教諭)を目指したのですか?」

一人一人に「保育士(幼稚園教諭)」になりたいと思ったきっかけがあり、その職業に憧れた理由があると思います。では面接で何を伝えれば良いかと言えば、エピソードトークが非常に有効に立ちます。

例えば「自身が子供の時に大好きだった先生がいて、子供ながらに先生の言葉や教えが今でも残っています。私も憧れた先生のように、今度は憧れられる先生になりたいと思いました。」などといったエピソードを持っているかもしれません。

はたまた、「私の母が保育士をしており、日々子供たちの為に勉強し子供たちの成長を願う母をみて自分自身も母のような人になりたいと思い保育士を目指しました。」というエピソードがあるかもしれません。

そういった自分だからこそ話せるエピソードと、その企業に感じる魅力をまとめておくと、具体的で個性のある回答ができるはずです。

 

■質問4「どのような保育士になりたいと思いますか?」

保育士と一言にいっても、クラス担任もあれば補助もあります。主任もあれば園長職のような責任あるポジションを目指すことももちろんできます。様々な将来像を描ける保育士だからこそ、面接時点でどんなビジョンを持っているのかを具体的に考えておきましょう

ただお給料が高いからとか、お休みが多いからと伝えてしまうのはNGです。もちろん「近いから」というもの意思を感じる事が出来ないのでNGなのはわかりますよね。どの面接でも共通していますが成長意欲がない人とは一緒に働きたくないと感じる事の方が圧倒的に多いのです。このような考え方も保育園の面接対策としては非常に重要な事になります。

保育園やこども園としては、思いが同じ保育士と働きたいと感じています。また現状維持をし続ける保育士を求める事も少ないので、あくまでポジティブなイメージで未来について話せるといいでしょう。

■質問5「自分自身の長所や短所を教えてください」

自分の長所と短所も、面接では必ずといっていいほど聞かれる質問です。ここもしっかりと面接対策をしておきましょう。自己分析は大切なので、自分の出来ることと出来ないことは明確にしておきましょう。自分自身の性格を伝える事が出来なければ、採用担当にとってはどんな人なのかわからず「よくわからないから不合格」というシナリオになりやすいのが面接であり採用担当者の想いになります。

ただし、自身のことは自分で分からないことも多いので、家族や友人に聞いてみるのも良い方法です。改めて聞いてみると、一人では思いつきもしなかった長所が見つかるかもしれません。

また、“長所は短所”とよく言いますよね。長所か短所のどちらかが出たら、それを良く/悪く言い換えたものがもう一つの自分の顔ということになります。面接では、短所をネガティブに伝えすぎないように注意する必要があります。自分の短所をポジティブにも言い換えられるようにしておくと、面接の際にマイナス面だけでなく、改善点やアピールポイントを話すことに繋がります。

■転職活動や就職活動で困ったら保育士求人JOBSに登録しましょう!

ここまで、面接で頻出する質問について紹介してきましたが、面接官が返答の中で特に重要視しているのは保育園にとってプラスとなる人材と判断ができる内容になっているか”ということです。ここが面接官の判断基準であり、保育園にプラスとなる人材だと思ってもらえれば採用してくれる確率が高くなります。

面接の頻出質問に答えるためには、自己分析、企業(業界)研究、実際に声を出しての練習が必要です。また就職したい保育園やこども園だけでなく、業界全体の傾向や課題を自分なりに解釈しておくと、面接でもより奥行きのある受け答えができるでしょう。

一世一代の勝負なので緊張してしまうかと思いますが、それで自分らしさが消えてしまっては元も子もありません。自分という人間が保育園にどのようなメリットをもたらすのか、そして自分はどんな人間であるかを存分にアピールするためにも、面接の準備は周到に行っておきましょう。

保育士求人JOBSであれば過去に面接を受けた際にどのように聞かれたのか?どのような受け答えが好まれるのか?採用担当者はどのような人か?をお伝えする事が出来ます。

面接対策や回答に困ったり、どう動けばいいかわからないという方は、まずは保育士求人JOBSに登録をしてみてくださいね。掴みたい未来に向けて、一緒に歩んでいきましょう!

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