評価されるのは”質問力”
保育士/幼稚園教諭の皆様から相談を頂く内容で自分自身の「保育園や幼稚園でのキャリアや出世」に関する事を頂く時があります。つまりどういう事かといえば、「心理学や統計学的に、効率よく出世する方法ってあるんですか?」という質問を頂くときが結構あるのです☆彡
出世するためには?と考えると、様々な要素がありますよね。人徳だってそうですし、経営的な数字を元にした考え方も重要ですし、求心力だって大切な観点だと思います。では今現状で「出世するために出来る簡単な事」はあるのか!?といえば、あると言えばあります!!
今日は「出世するための、今からできる方法」をお伝えします☆彡ズバリそれは何かといえば”質問力”になるのです。出世するための質問力という事ですね☆保育園や幼稚園でもこれなら、すぐに出来るようになりますし、質問の仕方を変えるだけで出世する事間違いなし!?これは保育士/幼稚園教諭の皆様にも耳よりの情報になりますよね♪
出世したり評価されたりすれば、お給料が上がりますし、自分自身がやりたい保育を実践できる可能性がグーンと上がるので、保育士/幼稚園教諭の皆様にもメリットが沢山あります☆彡それではさっそく、「出世する/評価される質問力」を講義していきたいと思います!!それでは本日のポイントです!!
◆「出世する/評価される質問力」のポイント
1:成約率を5倍変えたアドバイスシーキング(Advice seeking)とは
2:保育業務の中でアドバイスシーキングを活かす方法は??
評価されるというのはもちろん上司の性格にも起因しますし、保育園や幼稚園の評価システムに依存する事も多いので、「評価システム自体が問題なんだよなー」と感じているのであれば、理想の求人を探す為に、保育士/幼稚園教諭の皆様専用のアンケートに答えて理想の求人を探しましょう!!
質問力の基本!!成約率を5倍変えたアドバイスシーキング(Advice seeking)とは
海外の心理学的研究結果にとても面白いものがありました。とある成果の上がらない営業マンを対象とした実験で「成約率が8%」だったのが、なんと「成約率42%」までグーンと成長したたった一つの方法があったのです。そんな夢みたいな方法があるんですか!?!そうなのです、成約率を飛躍的に上げた方法、それこそまさに”アドバイスシーキング(advice seeking)”なのです☆彡
成約率が上がるという事はつまり、他人が納得したり、満足度が上がったり、承認したくなったという事です。保育園や幼稚園でも凄く有効だと思います☆そもそもアドバイスシーキングってなんですか?と保育士/幼稚園教諭の皆様も考えると思いますが、”アドバイスシーキング(advice seeking)”とは、その名の通りで「相手にアドバイスを求める事」が相手から「YES」を貰いやすくなったり評価されやすくなると言われています。
「え、え、え!?本当にそれだけですか?」と保育士/幼稚園教諭の皆様も思ってしまいませんか??意外ですよね?他人が納得したり、満足したりするのってもっとハードルが高くありませんか?と思いますが、ズバッというのであれば「これだけ」なのですwww
これなら普段の保育園や幼稚園の保育業務の中でも活かせる気がしますよね?めちゃくちゃ簡単だとおもいますせんか??もちろん、簡単と言いながらも、日々の保育業務中で使うのであれば、気を付けるべきポイントがあるので、それらをしっかり解説していきましょう☆彡
どうして”アドバイスシーキング(advice seeking)”って効果的なのですか
”アドバイスシーキング(advice seeking)”こそまさに、出世する、評価される”質問力”になるのです。それではなぜこの「アドバイスを求める」という行為が、相手が納得感が高くなったり、満足度が上がったりして、結果的に「YES」を貰えたり、評価されやすいのでしょうか?
これは保育士/幼稚園教諭の皆様も、ちょっと思い出すと実はついつい「YES」を言ってしまった経験があるのです(笑)まず人にアドバイスをする事の前提に立って心理学的に考えてみると、”人は嫌いな人にはあまりアドバイスしたくない”という感情が少なからずあるのです。軽くアドバイスくらいはするけど、本気でアドバイスをしてあげるかと言われれば。。。という感じです(笑)
もちろん保育園や幼稚園の中にいれば、そりゃね、、、仕事ですからね、嫌いだろうと最低限は教えますけどね(笑)と保育士/幼稚園教諭の皆様も感じると思いますが、「嫌いな保育士からだったとしても、自分にアドバイスを求めてくるなんて、ぶっちゃけ嫌な気持ちはしないな☆彡」というのが地味にあると思います(笑)「なんだ(笑)嫌いだと思っていたけど、私に聞いてくるなんて見る目があるじゃないww」って思ったりしませんか??まさにそれっす(笑)
つまり心理学的には「相手がだれであれ、自分にアドバイスを求めてくる」と悪い気がしないと脳が感じます。そしてそれを繰り返すと「嫌いだと思っていたけど、凄い勤勉じゃないの。あれ??も、も、もしかして、私はこの人の事嫌いじゃないかも。。。いやいや、むしろ大好きだー!!」と脳内変換がおこなわれるのですwww冗談みたいに書いてしまいましたが、これぞ脳で起きていることであり、これこそまさに”アドバイスシーキング(advice seeking)”の超優位点であり”質問力”なのです(笑)
ですので冒頭でお伝えしたような営業の例で言うのであれば下記のようなことが言えます。
◆ダメな伝え方の例と、アドバイスシーキングを使った伝え方の例
ダメな質問の例:滅茶苦茶いい商品なので値引きしますよ!!是非検討お願いします!!
アドバイスシーキングの質問の例:どのような性能であればご検討いただけるか、今後の自分自身の成長の為にも教えていただけますか?ダメな例:会社がこんなに成長した戦略本当に凄いですね!!
アドバイスシーキングの例:私自身も会社の戦略などに携わるのですが上手くいかなくて。どうやってこのような戦略を考えたのか、自分自身の参考にしたいので教えてください。
保育士/幼稚園教諭の皆様いかがですか??この2つの例をみて「言っている事自体はそこまで変わらないのにな?」と思いませんか??つまり言いたい事としては「買って欲しい」とか「教えて欲しい」とかになるのですが、ただの感想や依頼になっていることと、質問をしてアドバイスを求める事、これが大きな違いになるのです。そしてアドバイスシーキングをするときのポイントがまさにココにあります。
◆超質問力、アドバイスキーキングのポイント
1:教えて欲しいという内容の質問文で終わるようにする?
2:「相手を褒めたいポイント」を「どうして〇〇??」「なぜ〇〇??」のように聞く。
3:自分の成長の為(病院やステーションの為)に教えてもらえますか?自分自身がききたい理由とセットで伝達をする。
この3点がポイントになります。先の例に即して説明していきましょう。例えば会社の戦略などが素晴らしいと思った時でも「これって本当に凄いですね!!」とか「保育士の採用戦略が秀逸で他の誰も考えられないですよ!!」と伝えるのは確かに悪い気はしないですが自分自身の感想だけで終わってしまっているのです。
つまり受け手としては「ゴマをすっているのでは?」とか「ただ承認して欲しいだけではないのかな?」と思われてしまう可能性もあるのです。つまり「おべっか」に聞こえてしまい、悪気はないのに、良かれと思ったのに、なぜか心象が下がってしまうという悲しい結末も十分あるのです。
では質問力が高い人だと、アドバイスシーキングを使うので「自分の為に成功した理由を教えてもらえませんか?」とか「保育園や幼稚園の為に、どのような方法でやったのか私自身も勉強したいので教えてもらえませんか?」と言われたら、「自分にアドバイスを求めてくるなんて、なかなか見る目がある奴だな!!」と脳内で感じるのです。
「本当に興味があるから聞きたいんだ。」とか「ふむ、教えてあげようかな。」と先方も思ってくれますし、「ゴマすってるのかな?」と思われる可能性は、グーンと低くなってきます。つまりアドバイスシーキングによって、失敗してしまう可能性を排除する事が出来るという事です。
「ふむふむ、なるほど!!少しイメージできてきたぞ☆彡」と保育士/幼稚園教諭の皆様も思ってきたと思います☆彡それでは実践編にうつりましょう!!つまり保育園や幼稚園で出世するためのアドバイスシーキングや、評価されるためのアドバイスシーキングはどのような伝え方になるのか?を次の章で考えてきましょう☆彡
保育業務の中でアドバイスシーキングを活かす方法は??
「よい!!イメージもついてきたし、保育園や幼稚園で出世するぞ!!評価されるように頑張るぞ!!」と保育士/幼稚園教諭の皆様が思って頂けたなら、どのようにこの「アドバイスシーキング」を保育園や幼稚園で伝えていけば良いかを考えていきましょう。
まず保育士/幼稚園教諭の皆様に心がけて欲しいのは園児と同じく「なぜ?どうして?」という気持ちを持つことが大切です。「子供と同じような“なぜ、なぜ”」を聞くことがアドバイスシーキングとなる質問力に絶対的力を発揮するのです。聞くは一時の恥聞かぬは一生の恥と言いますが、誰かに何かを「聞かれる事(アドバイスを求められる事)」は悪い気はしません。
そうなのです、大前提として、アドバイスシーキングは“「なぜ?」と聞いてみる”というのが大前提にはなるのです。つまり質問をするという事です。心の中で「園長や先輩保育士に教えて欲しいな。。。奇跡的に私に声かけてくれないかな。。。」と心の中でブツブツと唱えていてもやっぱり相手には通じません(笑)
子供の時にご両親から「なぜなぜってすぐ聞かないの!!」と怒られたことはありませんか?もしかしたら園児たちにも「なぜなぜ??って聞かないの。」お言ってしまっていませんか?大人になっても、子供も同じく、「なぜなぜ」聞く方が話の本質が見えてきますし、自分自身の納得感もグイグイと大きくなってくるのですよ。
でも園児たちに「なぜなぜ?」聞かれすぎて、ちょっとだけイラっとしてしまった事はありませんか?それは実は質問力でも同じです(笑)自分の意見なく「なぜなぜ?」と聞きすぎると、今度は尋問のように感じてしまって、相手をイラっとさせてしまう可能性もあります。あくまで自分の意見や思いも伝えながら、”教えて下さい”というスタンスが最高の質問力になるのです。
なので“気になる事”“わからない事”があるのであれば、まずは園長のような高い地位の人であっても、聞きに行く、相談してみることがコミュニケーションも円滑にしますし、評価や出世にも関係してきます。そしてまさに次は聞き方になります!!これは再掲になりますがポイントは下記です☆彡
◆アドバイスシーキングのポイント
1:教えて欲しいという内容の質問文で終わるようにする?
2:「褒めたいポイント」を「どうして〇〇??」「なぜ〇〇??」のように聞く。
3:自分の成長の為(保育園や幼稚園の為)に教えてもらえますか?自分自身がききたい理由とセットで伝達をする。
例えば「園児たちが言う事を聞いてくれない!!」のような悩みがあった時に、「主任!!子供たちが言う事聞かないので、やり方を教えてください!!」というのも、もちろん方法としてはありですし、先輩保育士も決してい嫌な気持ちはしないと思います。
しかし!!超質問力であるアドバイスシーキングを知った保育士/幼稚園教諭の皆様ならもう、この質問ではダメだってわかりますよね?“出世する/評価される”までポイントとするのであれば・・・
「主任!!どうしてそんなに上手に子供たちに片づけをさせれるのですか?私も園児たちをもっとかっこいい大人になれるようにしてあげたいので、教えていただけますか?」と伝えると、「おっ、視座の高い質問してくるな。」という心象になります。これが「先輩マジで凄いっす!」だけで伝えてしまうと、「ゴマすってるなー」とか「おべっかかな?」と思われてします(笑)
こうして実際に文章で見てみると”ごまをすること”と”アドバイスシーキング”では印象が大きく異なります。自分自身が成長するために教えてもらいたいです!!というアドバイスを求めるスタンスなので、成長の為に知りたい意思も伝わりますし、助言を求めてくるかわいい保育士/幼稚園教諭なのです。
このように延長や先輩保育士に、アドバイスを求めることを数多くやっていれば、保育士/幼稚園教諭としての保育技術の成長もあります。そして印象も大きく変わり「わからない事をちゃんと聞く保育士/幼稚園教諭」「そして自分にアドバイスを求める可愛い保育士/幼稚園教諭」になるわけなのですよ。そして結果的に評価されたり、出世したりという流れになるのです☆彡
もちろん出世するには他の要素だって沢山あるので、アドバイスシーキングだけが出来ればよいわけではありませんが、これなら今この瞬間から使える方法になります☆彡まずはこれから挑戦してみてください♪
どうやら評価されないのはがアドバイスシーキングじゃなさそうだ・・・と思うのであればそもそもの保育園や幼稚園の評価システムに依存する事も多いので、「評価システム自体が問題なんだよなー」と思い理想の求人を探している保育士/幼稚園教諭の方がいましたら、いつでもこちらのアンケートに答えて理想の求人を探しましょう☆彡