【2024年版】保育施設で出世できない?もしかしたら表情のせいかもしれません!

◇:園児や先生たちになぜか距離を置かれる。もしかして表情のせい??

「〇〇先生ってちょっと幸が薄いのよね。」と失礼な事を言われたり、聞いたりすることはありませんか?保育園で働いていれば、保育士同士の会話もあれば、園児や保護者との会話も多いでしょう。そんな時に「幸が薄い」とか「出世しなそう」って思われていたらショックすぎますよね。

「私の事を知らないのになんでそんな事言うんだ!!」と思わず月に叫びたくなると思いますが、もしかしたら「表情」のせいかも知れません。つまりこの先生は幸が薄いなとか将来性がなさそうだなと思われてしまう、表情があり、表情一つで損する事も得する事もあるのです。今日はココを解説していきましょう!!

◇:人が人を判断するのは1秒もかかりません

「一目ぼれ」をしたことは保育士/幼稚園教諭の先生たちはありますか?一目ぼれなんて言葉があるくらい、人は見た目や表情で人を判断するのです。それが合ってるのか合っていないのか?それはわかりませんが、「この人優秀そうだな!」とか「この人は信用できない!」等を判断するのです。

逆に言えば日ごろそんなに接点がない保護者であっても、「この先生は信頼できない!」と判断している可能性だってあるのです。この表情に関する実験は沢山あるのですが、人が人を判断するのは1秒もかからないと言われています。だいたい0.5秒で判断するというのが実験で多い結果になります。

相手の顔や表情、体形などをパッと見てその人の将来性や性格を判断して、その後の付き合い方を決めているのです。つまり0.5秒で得する事もあれば、損する事もあるのです。つまり第一印象が悪い人は自分の能力と関係なく損をしている事になるのです。転職活動などの面接で考えれば恐ろしい話ですよね?

◇:元気がない表情は圧倒的に損をします

保育園で働いていれば園児たちの笑顔から元気をもらって、自然と保育士もニコニコと笑顔になりますよね。でももしも「先生、元気ないの?」と園児に言われたり、「そんな暗い顔しないの!」と他の先生から言われたことがあるなら要注意です!

「元気がない表情」はネガティブな印象を相手に与えたり、もしかして何か悩んでるのかな?とか落ち込んでるのかな?と周りの先生や園児たちにも思わせてしまいます。

そして恐ろしい事に「元気のない表情」はそれだけで社会的地位が低く見えるというデータが出ています。さらに言うのであれば「この人は将来性がない」とか「信頼できない」という印象を与えてしまい、それこそキャリアアップの足かせになってしまう事だってあるのです。

◇;それでは表情に関する実験結果をお伝えしましょう

今回の海外の研究では合計675人を対象に表情の実験をおこないました。参加者に「喜んでいる」「怒っている」「悲しんでいる」等々の表情の顔写真を見せて、それぞれの写真に対してその人の社会的地位や経済状況がどれくらいかを予測してもらっています。

表情だけでなかなか恐ろしい事を予測させるなと思いませんか(笑)例えばですが「この人はお金持ちだ!」とか「凄い良い勤務先っぽいな!」とか「人を裏切りそう」などと、それぞれの表情が相手の印象にどれくらい影響を与えているのかを調べた実験になります。保育園で保育士様同士で喜怒哀楽の表情の写真を撮って同じ実験をしてみるのも面白いかもしれませんね。

◇:やはり表情1つで、社会的地位や将来性が判断されていました

この実験結果として、表情が印象に与える影響には高い関連があるという結論が出ました。例えば「悲しそうな表情」をしている場合には、無表情に比べて「貧しそう」とか「将来性がなさそう」とか「良い仕事に就いていなさそう」という判断をされていました。

事実かどうかはわかりませんよ(笑)でも表情だけで勝手に判断されているのです!?これ興味深い結果ではありませんか?例えば保育園で今まで一度も話したことのない保護者や園児にも、目があった瞬間に「良い先生っぽい」とか「悪い先生っぽい」とかも勝手に判断されている可能性があるのです。

この実験結果のポイントとしては「ネガティブな表情」という表現をしていますが、「悲しそうな表情」や「怒っている表情」や「やる気のなさそうな表情」は、相手に対してもネガティブな印象を与える可能性が高いという事です。

結果的に「将来性がない」なんて思われたら、保育園でのキャリアプランもあったもんじゃないですよね?どんなに現場で優秀であったとしても、たまにしか会わない理事長や社長との園長候補としての面談があったとしましょう。その時の表情だけで「うーん…この先生で良いのかな?」と自分の能力と関係なく相手に思われてしまうという事なのです。

例えネガティブな表情であっても、日々一緒に保育園で仕事をしていればどれほど優秀で、どれくらい信頼できる保育士なのかがわかります。しかし日々接点がない人はたった0.5秒の印象で人を判断してしまうのです。

当然なのですが、元気がない表情の人は「将来性がない」と思われてしまうので、わざわざそこによって来る人は相対的に少なくなり、結果的には人間関係でも損をしてしまう可能性が高いのです。

◇:元気な表情/幸せな表情をしている人はどんな印象ですか?

元気がないネガティブな表情が相手に与える印象はわかりました。では逆に元気な表情や幸せな表情をしている人はどのような結果になったのでしょうか?保育士の先生たちも、何となく予測できますよね?

元気な表情や幸せな表情は「社会的地位が高い」や「将来性がありそうだ」と思われる確率が高かったようです。この研究チームのコメントでも、表情による感情表現は相手との人間関係だけではなく、社会的な階級や将来性の認識さえ変えてしまう。と伝えています。

例え皆さんが憧れるような保育園で働いていたといしても、いつも元気のない表情や、疲れている表情でいれば、「あそこの保育園って大変なのかな?」と感じたり、「あの先生は信頼されていないだろうな…」と心のどこかで判断していると思います。

逆に皆さんが知らない保育園で働いていたとしても、元気な表情や幸せそうな表情をしていれば「きっと良い保育園なんだろうな!!」と感じたり「この先生は絶対にみんなから愛されている!」と判断していると思います。

ポジティブな顔ってどんな顔だ?と思われるかもしれませんが、基本的には笑顔です。笑顔でいる事は周りを元気にしてシンプルに一番印象を良くしてくれます。過去には表情に関しての講義もしているので是非こちらもあわせて読んでください☆彡

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◇:表情が与える影響と、実際の性格は異なります

ポイントなのはあくまで第一印象になります。例え第一印象が「社会的地位が低そうだな。」って感じても、本当は大企業の社長の可能性だってあるのです(笑)

つまり本来はネガティブな考え方の人でも、表情一つで「ポジティブな先生」と思ってもらえるのです。つまり今回の研究結果でも、表情と実際にその人がどんな人なのか?は関係がなかったこともわかっています(笑)

言い換えるのであれば人は心のどこかで「社会的地位が低い人=元気がない/ネガティブ」と考え「社会的地位が高い=元気がある/ポジティブ」と固定概念的に思い込み、これを軸として人を判断している可能性があるのです。

自分自身が初めての人に会う際は気を付けるべきポイントになります。つまり固定概念を持ちすぎてしまうと誤った判断をしてしまう可能性もあるという事です。

逆に言えば表情一つで自分自身の将来性を判断してもらえるのであれば、人と会う前はポジティブな思い出を思い出したり、写真を見たりすることでも、自分自身の気持ちをポジティブに高める事ができます

笑う門には福来るではありませんが、笑顔が人に与える影響は強いという事です。ですので保育園で働いている時、園児たちにもニコニコ、保育士同士でもニコニコ、園長ともニコニコ、これだ出来ていれば、印象管理は完璧と言えます☆彡

そしてもしもニコニコできない環境なのであれば、自分自身の感情もネガティブになってしまいますし、まわりの印象も「信頼できないな」というような悪循環になってしまいます。印象管理の為にもニコニコする事が解決かもしれません。根本的なニコニコできない理由は違うんだ!!と思う際は、ニコニコ笑える保育園を探すことが一番の解決策と言えます!是非実践してください。

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