◇:仕事ができそうだな!!と思われる人には行動に特徴があるのです!!
保育士が保育園やこども園で働いていれば、保護者の前で話す機会や、会議の場で理事長や園長がいるような場で話すことも沢山あるでしょう。日々の保育業務の中で自分の行動がみられている事あります。そんな時に「この保育士、仕事できそうだな!!」って思われれば、ちょっと嬉しくないですか?
例えばこんな経験したことありませんか?「他の先生が言っている事と、私が言っている事って同じなのに、どうしていつも別の先生ばかりが評価されるんだろう??」これはもしかしたら「行動」の問題かもしれません。つまりどう見られるか、どう見せるか次第で、同じ内容を言っていたとしても、大きく説得感が異なるのです。
本日のテーマはまさにココです☆彡仕事ができる!!頭が良い!と見れるのはどんな行動や見せ方だ??を徹底解説していきたいと思います。逆に秒でばれる、仕事ができないと思われる頭が悪いと思われる行動もお伝えします。
◇:ではまず「仕事ができない…」と思われてしまうような、頭が悪いと思われてしまう行動とは?
保育士に限らず「自分は仕事ができる!!」って思う事が出来れば、心のゆとりもできるしそう思いたいものです。保育園で働いている時にも、少なからず「ちゃんとしている」というアピールを無意識のうちに人間はしてしまうのです。
「ちゃんとしている」をアピールしようとして、実はそれが逆効果…「なんか仕事できなさそうだよね…」と思われてしまう失敗談がある保育士も少なくありません。今回の研究では自分が仕事が出来るんだ!!とか頭が良いんだ!!とアピールしたがる人が、失敗してしまう行動を調査しています。
べラミン大学が行った研究になるのですが、182人の学生を対象にディスカッションを行ってもらい「出来る限り頭が見えるように振る舞ってください!!」と依頼した実験になります。面白いですよね(笑)さて学生たちが取った行動の中で、どんな行動が本当の意味で頭が良く見え、逆にどんな行動が頭が悪いと思われてしまったのでしょう。まず頭が悪いと思われてしまう行動には4つの特徴があったのです!!
◇:頭が悪いと思われてしまった4つの特徴
保育園で保育士が「真面目に話さなきゃ!!/しっかり話さなきゃ!!」と意識するほど、もしもそれが逆効果だったって考えると恐ろしくありませんか?いったいどんな行動が「頭が悪い」と思われてしまうのでしょうか?その頭が悪いと思われる行動には4つの特徴があったのです。
◇:頭が悪いと思われる5つの喋り方
1:真面目な表情を妙に浮かべる
2:ジェスチャーを使わない
3:難しい表現ばかりを使う
4:メリハリなく常に素早い
それでは1つ1つ解説していきましょう☆彡
◇:1:真面目な表情を妙に浮かべる
これはちょっと意外ですよね。真面目な表情をしているのに「頭が悪い」と思われたり仕事ができないと思われたらたまったもんじゃありません(笑)妙に真面目な表情というのは、特に日本人がしてしまう傾向があるという事も言われています。
真面目な表情を浮かべている人は、逆に余裕がなく思われてしまうのではないかと思います。保育園での会議の場や、保護者の前で話す場でも、笑顔があると周りの人も安心するものです。それが終始一貫喋っている時に常に真面目な表情だと、「つまらないなー」と思ってしまったり、「なんか余裕がないな」と感じ、結果的に仕事が出来なさそうだな…と思われてしまう可能性があるのです。
つまり保育園で人前で話す機会であれば、この先生は「これくらいの仕事でも限界なのだろうな。」というような印象を持たれてしまうわけです。
◇:2:ジェスチャーを使わない
保育園での会議の場や保護者に話す場で、特に意識しなければ、特にジェスチャーを使って話すことはないと思います。園児にはできていたとしても、実際に身振り手振りを交えながら、話してくれる保育士は少ないでしょう。
人間はちゃんとしなきゃ!!とか「仕事ができると思われなきゃ!!」と意識すると、身振り手振りを付ける事よりも、ピンと姿勢を正す事だけに意識が向いてしまうのです。
結果的に身振り手振りのジャスチャーを使わなくなり、仕事ができない人に思われてしまうのです。指揮者に近いかもしれませんが、会話の抑揚や、絶対に聞いて欲しい事などのメリハリをつけ、聞き手がわかりやすくするためにもジェスチャーというのは、大切な行動と言えますね。
◇:3:難しい表現ばかりを使う
仕事ができる人のアピールでは結構してしまう人が多いのがこの「難しい言葉」や「カタカナ言葉」になります。カタカナ言葉の横文字を使うのが大好きなビジネスマンも多く、わざわざ人が解らない難しい表現をして「これくらいわからないのですか?」アピールをしてくる人もいるでしょう。
安心してください、この表現は逆に仕事ができないと思われています(笑)例えばこんな事を言われて保育士の皆様ピンときますか?「保育園のブランディングの為には、まずは地域コミュニティーとのラポール形成が必要ですよね。ただリスクを考えればフィジビリでスタートし、同時に園児に向けたコンテンツをブレストしながらローンチをしましょう!!」
なんだこれ(笑)と思いませんか?かっこいい事を言ってそうな気もしますが、相手に伝わらなければこれはむしろ印象も悪く、「仕事本当にできるの?」とも感じますよね。そうです、このような難しい表現や専門用語を使えば使うほど、むしろ、頭が悪く見えてしまうということです。知識のアピールというのは逆効果という事がわかりますね。
◇ 4:メリハリなく常に素早い
保育園での他の先生の様子を思い出してみてください。他の保育師よりも常にテキパキと行動し、素早く行動する事を意識している先生。凄いな!!隙がないな!!と思いますか?それとも「仕事が出来なさそうだな?」と思ってしまいますか?
これは意外にも頭が良く見えない行動だったようです。というのもテキパキと行動すること自体は素晴らしい事なのですが、メリハリがない事は逆に「忙しそうだな」とか「余裕がなさそうだな」と思われてしまうのです。
頭がいい人や仕事が出来ると思われる人は、仕事のメリハリがはっきりしています。いつも忙しそうにテキパキと動いているというよりは、普段は余裕があって、ここぞという時にテキパキと素早く行動できるというような印象です。
普段から素早く行動しようとしていると、ただ焦っている人だと思われてしまいがちなのです。
それでは「仕事が出来る」や「頭が良い」と思われる行動はどのような事なのでしょうか!!明日からすぐに出来る事も沢山ある為に、是非保育士様もやってみてください☆彡
◇:仕事が出来る/頭が良いと思われる行動はコレだ!!
確かに今の職場で考えても「仕事できなさそう」と思ってしまう保育士の特徴と当てはまります!!と思いませんか?一言で言ってしまえば、「仕事できますアピール」をしているのがバレてるって事なんですよね(笑)
それでは逆に、保育園で周りの保育士から「仕事できるな!!」「頭が良さそうだな」と思われるには、どのような行動をすればいいのでしょうか?今回のべラミン大学の研究では「頭が良い」と思われる人の行動には6つの特徴があると結果が出ていました。
◇:頭が良いと思われる行動の6つの特徴
1:相手の目を見て話すことができる
2:背筋を伸ばして座っている
3:眼鏡をかけている
4:ジャスチャーや相槌を多用している
5:楽しそうな声や表情で話している
6:聞き取りやすい声で話している
それでは1つ1つ解説していきましょう☆彡
◇:1:相手の目を見て話すことができる
相手の目を見て話すことが出来れば頭が良い印象を持たれる傾向があり、実際に相手の目を見て話す人はIQも高い傾向が確認されていました。
例えば保育園で園児と大切な話をしている時に、「先生の目をちゃんと見て聞いてね!!」と園児に伝えたことはありませんか?相手の目を見る事は、どれだけ真剣に話しているかを伝える事が出来ます。特に日本人は目から感情を読み取る能力が高いと言われています。
ただし注意点としては、目線を一回も外すことなくジーっと相手を見てしまう事はこれもまた、高圧的で好戦的な態度と思われてしまうのです、5秒~10秒目をみて話したら、一度目線を外すこともまたテクニックとして大切になります。
また保護者全体に伝えるような場であっても、1点だけを見つめて話すのではなく、保護者の目をみて、全員と目が合うように話すと「仕事が出来そうな先生だな!」と思って頂ける可能性が高いのです。
◇:2:背筋を伸ばして座っている
猫背になっているとそれだけで「仕事ができなさそう~」と思ってしまいませんか?逆に背筋をピンと伸ばして、胸を張っていると堂々とした印象を受けますし、不思議と安心感さえ感じます。
背筋をピンと張って胸を張って話していれば、自信を感じ、結果的に仕事が出来そう/頭が良さそうというイメージに繋がっていくのです。心理的な要因だけではなく、肉体的にも実は背筋をピンとする事にはメリットがあるのです。
背筋を伸ばすことは、猫背でいるよりも呼吸が深くなるために、実際に頭の回転が速くなったり、判断力が上がったり、メンタルが安定する現象も確認されています。例えば保育園でのお遊戯会で園児たちが緊張していたら、「胸張って、深呼吸してみよう!!吸って―!!吐いて―!!」と伝えたことはありませんか?まさにこの行為と同じになので、背筋をピンとする事は非常に効果的と言えます☆
◇:3:眼鏡をかけている
手っ取り早く「仕事が出来る」と思われるなら眼鏡をかける事です(笑)かなり裏技的に感じますが、実は効果が高いのです。見た目の印象になるのですが「眼鏡=頭が良い/仕事が出来る」という印象が強い為に、眼鏡をかける事だけでも効果的です。
会議の場や、保護者と話す必要がある場だけでも眼鏡をかければそれだけで印象管理が出来るという事です。
◇:4:ジャスチャーや相槌を多用している
言葉だけで伝わらなくても、身振り手振りのジェスチャーを入れることで、相手はより会話の意図や意志を感じる事が出来るようになります。これは保育園で園児たちが言葉で伝えられなかったとしても、一生懸命身振り手振りで伝えようとしている姿をみれば「あー!!あれね!!」と理解できる瞬間を経験したことがあると思います。
このジェスチャーや相槌は、相手に伝えたいという思いも伝わりますし、相手の話を理解しようとしているアピールにもつながるのです。そしてコミュニケーションが活発になっていると感じる為に、「仕事が出来る先生だな!!」という印象を受けるのです。
逆にジェスチャーも相槌もなく、淡々と猫背で話している人を想像してみてください。「伝える気があるの?そもそも私の話聞いてるの?」と感じませんか?当然不安になりますよね。実際にはちゃんと話を聞いていたとしても、ジェスチャーや相槌が少ないと話を聞いていないように思われてしまいます。
◇:5:楽しそうな声や表情で話している
無愛想というだけで、印象は悪く頭が悪いとみられてしまいます。つまり妙に真面目な表情というのも無愛想と近い表情と言えるのです。確かに無愛想でも本当に頭のいい人はいますが、これは本当にとびぬけている人の場合で、一般的には「頭が悪い」と思わる可能性の方が圧倒的に高いのです。
仕事が出来る人/頭が良い人は、常に余裕があり、様々な事を楽しんでいる傾向が強いのです。つまり、楽しそうな声や表情を使って話している人の方が、余裕があって頭が良く仕事ができる印象をもたれやすくなるわけです。
◇:6:聞き取りやすい声で話している
モゴモゴと小さな声で話していれば、もはや会話として成立しないですよね(笑)伝え方はやはり大切で、早すぎず遅すぎず、大きな声で活舌よく話していると仕事が出来ると思われる印象です。例えるのであればアナウンサーの話し方が近いかもしれません。
例えば元アナウンサーの方が、バラエティー番組に出てたとしても「頭が悪い」という印象は受けないと思います。喋り方からむしろ「仕事が出来そうだ」と思う事の方が多いのでしょう。自分本位に話すのではなく、、相手にとって聞き取りやすい声で話すことによって頭がいい印象をもたれやすくなるということはあるようです。
いかがですか?本日は「頭が良く見られる行動」に関して講義していきました。自分自身の保育士としての成長を求めていたり、新しい環境に挑戦してみたいと思えば、保育園の求人を確認してみる事もまた成長の為には大切な事になりますね☆彡