【2024年度版】2重人格のすすめ☆彡保育士は仕事中”本音を話すと”損をする!!保育士の超処世術☆彡

◆:”保育園/幼稚園/こども園”で「本音で話していいのよ。」は要注意!!

「保育士って優しいんでしょ?」実はこの発言自体は保育士/幼稚園教諭の皆様とお話ししていると、保育士/幼稚園教諭の皆様のが”あまり言われたくないセリフ”として凄く良く伺います。保育士/幼稚園教諭の勝手なイメージを植え付けられて、プライベートであったり、お付き合いをしたりすると、よくその「保育士って優しんでしょ?」と勝手なギャップを言われて、枕を濡らすことがあると聞きます。

お仕事をするにあたって、「プライベートの自分 VS 優しい保育士」のようなジキルとハイド状態になってしまうのです。つまり仕事中とプライベートで性格が異なるというのは当たり前の話です。公私ともに同じ性格だったり人格だったりするとロクな事はないと(笑)

そもそも仕事は仕事であって、プライベートではないのです「働く事」に対して対価となる「給料」を貰っているので、仕事中は別人格なのは当たり前なのです。例えば園児には優しくできる保育士/幼稚園教諭の皆様も自分の子供には、同じように優しくできない。。というのは「仕事」と「プライベート」が異なり対価であるお給料が発生していないからなのです。

ですので仕事中に”保育園/幼稚園/こども園”の先輩や上司から「もっと本音で話していいのよ。」と言われたところで、その発言を真に受けて「本音」を話してしまうと、”保育園/幼稚園/こども園”での仕事が機能しなくなってくる可能性の方が高くなってしまうのです。本音と建前って話ですが本音を仕事中に話す事はメリットはかなり低いという事です。

つまり出世できる可能性が低くなることも想定できるので、本音で話すことは処世術としては”いけてない”って事なのです。

表現として「保育士=優しい」と言われる事は、保育士/幼稚園教諭の皆様が保育業務をしっかりと仕事として確立されている事を意味していますし、世間的にも”保育士=優しい”という認知があるということなので、誇らしい事だと思います☆彡

むしろプライベートであったら「保育士なのに優しくないじゃん!!」なんて言う人がいるのであれば(それがむしろ男性だったりしたら)、逆にどれほど子供やねん(笑)それはさすがに夢見がちすぎますよね(笑)そんな男とは付き合わない事をお勧めします(笑)

さあ日々の保育業務の中でこの「保育士=優しい」という業務上の顔、つまり”建前”と、プライベートの顔つまり”本音”を、どのように使い分けることが良いのか。本日はこれを心理学的に解説していきながら、超処世術として”保育園/幼稚園/こども園”で評価されたり、出世したりできるようにしていきましょう☆彡

保育業務中に例えば延長や先輩保育士から「もっと本音で話そうよ!!」と言われたときに、どのように対応する事が良いのか?これらを今日は行動心理学の観点から考えてみたいと思います。

本日のポイント

1:超処世術的に考えれば、業務中は本音は話さない方がいい
2:業務中は「保育士=優しい」になったほうがいい(第二の人格を作ったほうがいい)
3:「もっと本音で語って」と保育業務中に言われたらそれは超注意!!

それでは講義のスタートしていきましょう☆彡

1:超処世術的に考えれば、業務中は本音は話さない方がいい

「ありのーままのー姿みせるのよー♪」なんてアナと雪の女王の歌の中でも、歌われていましたが、皆さんはどれくらい、自分の「ありのままの姿」を見せていますか?つまり本音と建前で言う所の、プライベートモードである”本音”です。

ありのままの自分を隠さない人は親近感もわくし、裏表がない気がするし、間違いなく良い関係性が築けそうだ!!と思いますよね?”保育園/幼稚園/こども園”で自己開示が一切ない保育士/幼稚園教諭は確かに「何を考えているのかよくわからん?」という感情になることも納得です。

がしかしですよ、どこまで「保育業務中」に自己開示をするべきなのだろうか?この業務中は「ランチ」なども含めて、自分自身が出勤してから退勤するまで、全て指していると定義してみましょう。

保育士/幼稚園教諭の皆様少し考えてみてください☆彡日々の保育業務のなかでどこまで自己開示をして本音、つまり「ありのままの姿」見せてみますか?少し極端な例になるかもしれませんが、園児の保護者様や先輩に向けてありのままの姿をみせてみましょう(^_-)-☆

ありのままの保育士Aさん:「〇〇ちゃん(園児)が全然いう事聞かないので、お母様もっちゃんと言えでも教育してもらえませんか?あ、ごめんなさいね。私って裏表ないから、嘘が付けないの。」

ありのままの保育士Bさん:会議中でもずっと髪の毛を気にしている。「だって話はちゃんと聞いてますから。スマホにメモとってまーす。紙の資料とかって超古いんですけど。」

ありのままの保育士Cさん:「時間に縛られるのって嫌いなんですよ。だってなんかかっこ悪くないですか?だから時計もつけたくないですし、会議とかで時間とられるのもいやなんですよ。私は私なので、ありのままで生きたいの。」

こんなことはあり得ないと思いますが(笑)本音を喋ったり、ありのままで話すという事は極端を言えばこういう事なのです。労働の対価としてお給料を貰っている、もっと言えば「依頼=保育理念等」に対してお金を払っているので、そもそも「ありのままの姿」でいることは、仕事としては良くないですし、処世術としてもいけてないですよね?

保育士/幼稚園教諭の皆様が補遺育業務中に意識しなければいけないのは、どんな場合でもTPO(Time(時間)、Place(場所)、Opportunity(機会)の頭文字)を考えた発言や態度、マナーや自制心が必要になります。

いずれにしても、業務中にありのままの姿でいること、つまり本音を話しすぎる事を重視しすぎるのは辞めた方が良いです。ありのままが上手くいっていたら、就業規則なんてものはないのですよ(笑)”保育園/幼稚園/こども園”で保育士が同じ目線でいてもらうために、理念や就業規則や研修が行われるのです。つまり本音を語ったり、ありのままの言動をすることは処世術的に考えても、歴史的に成功はしていません。

本音である”ありのままの自分”をオープンに話しているつもりが、実は相手にとっては「この先生って知性がないな。」とうつっているだけになる事もあり、その姿をみた他の保育士/幼稚園教諭の仲間たちに面白可笑しくうつってしまうことになるでしょう。それが管理職者や自分自身の考課者であればなおさら評価はしないですし、お給料が上がる事も考えにくいですよね?

あくまで「ありのままの姿」をみせるのは、家族やパートナーや、ごく身近な親友に限った人たちにとどめておく方が業務中と考えると懸命です。仕事とプライベートの境目がなくなってしまうと、「なんでもあり」になってしまうので先に伝えたような恐ろしい「ありのままの保育士/幼稚園教諭」が生まれてしまうのです。仕事は仕事なのでTPOを意識した発言をする事、つまり仕事モードの第二の人格を作ってしまう方が、実は評価され処世術的には正解になるのです☆彡

2:業務中は「保育士=優しい」になったほうがいい(第二の人格を作ったほうがいい)

ずばっと結論から言えば保育士/幼稚園教諭様は”保育園/幼稚園/こども園”での業務中は「保育士=優しい」を目指すべきです!!まず「保育士=優しい」とは何を指すのか?から伝えるのであれば、TPOを考えた信頼を勝ち得るための建前の顏、つまり「業務上の外向きの顔」を意味しています。

たまに「仕事だから仕方がないよね。我慢するか。。。」という表現をネガティブに使うケースがあると思いますが、まさにこれこそが大切な事で、「仕事だから」と仕事の為の”外向きの顔”、つまり第二の人格を持っておくことが、仕事を円滑に進め信頼を勝ち取る方法になります。

この「仕事中の建前の顔」があれば本音を出しすぎて、職場の保育士/幼稚園教諭から「なんだか、なんでもありですね・・・」とか「なんか面白い保育士/幼稚園教諭さんね」と卑屈を含めて言われてしまう事もなくなります。「仕事だから=お金を貰っている」と意識すれば、園内のルールを守ったり、モラルを守ったり、時間を守るという事を徹底する事ができます。

そうなんのです!!仕事だから”保育園/幼稚園/こども園”の経営理念を叶える為に、給与の対価として働かなければいけません☆彡

でもなんだか「ありのまま」である本音をみせない自分自身の姿に違和感があるな・・・って思うかもしれませんが、違和感があっていいのです☆彡なぜならそれは「仕事の顔=第二の人格」なのですから、自分らしさを企業に働いている組織人で求めてはいけません。

もしも自分らしさを徹底的に出していきたいのであれば、”独立して”自分の会社”であれば確かに、自由に本音を出しまくってもいいかもしれません。それで周りに迷惑をかけても、面白おかしく思われてもすべてが自分自身に返ってくるのですから。でも独立した時に「ありのままの保育士」を許すことが出来ますか?「そんなの許せませんよ!!」と思うのであれば、それこそまさに「仕事の顔=第二の人格」が必要な事を意味しているのです!!

”保育園/幼稚園/こども園”で働くという事は、組織の中の一人になります。なので自分らしさ、つまり本音で話しすぎる「ありのまま」を求めるすぎることは、一言で言えばただの「自分勝手」そう、「わがまま」なだけなのです。

こういってしまうと「保育が大好きなのに、好きな事を仕事にしてはいけないの?」と思われるかもしれませんが、それは全く違います。是非好きな事を仕事にしてください☆彡でも好きな事を仕事にすることと、わがままに仕事をすることは異なりますよね?

仕事なので利他の心を持つ事、仕事なので就業規則のような「ルール」を大切にする事。そして今働いている”保育園/幼稚園/こども園”で大切にしている事や、叶えようとしている事を保育士/幼稚園教諭として対応する事が求められていますし、それこそが評価されたり、処世術となるのです。

そのうえで仕事を好きでいるというのはとても大切な事です。仕事だから、お金をもらっているからと考え自分を律する事が出来ているばそれは、第二の人格がしっかり生まれているという事なので「仕事と割り切れている」というのは実はとてもポジティブな状態になるのです。

優秀な先生でも自分の子供には上手に教えられない理由もこの辺にありますよ。それは自分の子供に教えることで「対価を貰っている仕事」ではなく、家庭での「ありのまま」のコミュニケーションになってしまうので、感情をコントロールできなかったり、ワガママになってしまうのですよね。

本音を言えずに違和感をもって働いているという事は、全然ネガティブな事ではなく、それこそがまさに「保育士=優しい」と言える評価される保育士/幼稚園教諭様のあるべき姿なのですよ。そんな自分に胸をはって働きましょう☆彡

3:「もっと本音で語って」と保育業務中に言われたら、それはそれは超注意!!

「もっと本音で語っていいのよ☆」ってこれ、実は結構怖いセリフなのです。それが効果のタイミングだったり、職位が自分よりも上な園長や先輩だったらなおさら怖いセリフなので要注意です!!

「本音で語って」って言ってくる人は大抵は自分自身の自負心を満たしたいだけなんですよね。つまり本音を聞いて「わかるよーわかるよー」となぜだから励ます感じのトークになってしまって、実は仕事の解決には何にもならなかったり(笑)

この「本音で語って」はトラップであることが多いので、「プライベートモードのありのままの姿」をだすよりも、「仕事の顔」つまり建前の第二の人格として語ることをお勧めします。例えばこんな事ありませんか?

園長:「今ねうちの”保育園/幼稚園/こども園”も年配の人が多くなってきたでしょ?だから”保育園/幼稚園/こども園”としても若い子の意見をもっと取り入れて聞かないといけないと思っているのよ。だから〇〇先生の意見も聞きたいから、悪い事でもいいからドンドン本音で話して欲しいんだよね。今働いている保育士の事でもいいし、、”保育園/幼稚園/こども園”の事でもいいから何でも言ってちょうだい。絶対内緒にするから。」

という言葉を信じて良かれと思って色々言ったら、造反組のように扱われたり、〇〇先生は不満ばっかり言っていると経営会議でも話題になってしまったり(笑)本音で話したが為に、何か凄い不満がたまっている先生に勝手にされる事は少なくありません。。。特に上司からの「本音で話して」というのは信用するのは怖いですよ!!

もしもこのような質問をされたら、これこそまさに第二の人格で仕事として節度を持った意見を言うようにしましょう。大切なのは意見です、意見!文句ではありません!ありのままの不満をぶつけてしまうと、本当にとんでもない事になってしまうだけなので。「本音でしゃべって」と業務中に言われるのであれば、それはもう業務なので改めてのTPOの意識です。

意見と文句の違いは何かといえば、意見は「明確な主語」と「改善策」がセットになっています。「〇〇が園児の為になり、保育士全体の課題だと思いますが、〇〇をすればもっと私たちの保育園園は良くなると思います!!」のようなイメージです。文句は何かといえば「〇〇が出来ていないです!」とか「〇〇が嫌です!!」と超主観的で改善策がない事です。

仕事が終わった後に「飲みに行く」というのでも、相手にとっては「業務中」になるので、たとえ「飲み会の場」であったとしても、あくまで本音は隠して意見や議論をすることをお勧めしますよ。

”保育園/幼稚園/こども園”は、会社であり組織なんですよね。なので偉い人がいれば、一般保育士/幼稚園教諭もいます。そしてお給料の体系も大きく変われば、求められることも大きく変わってきます。

組織である以上、利害関係が社内でもある以上は仲良くなることはできても、本音で語り合うような、高校や大学で出会った友人関係になることは結構難しいです。もし職場で本音で語りあかせる保育士/幼稚園教諭がいるのであれば、絶対に大切にした方がいいですね(^_-)-☆不思議と友情が生まれるのって、同僚ではなくなった瞬間、つまりどちらかが転職した時に友情が生まれたりするのです。

それはなぜかと言えば、お互い別の環境にいるので「利害関係」がなくなっているからなんですよね。「本音で語って」って聞こえはいいですが、実はこの利害関係が故に聞いている恐ろしい質問だったりもするのです。改めてその言葉には乗らないように要注意!!

”仕事上の建前の顏”、”仕事上でも本音で話す”、どちらでいるのが良いんだろう?と悩んだらとにかく、保育士/幼稚園教諭は「保育士=優しい」なんだ!!と思って、仕事中は建前の顏でいることをお勧めします(^_-)-☆

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