【チェックテスト有】HSP(Highly Sensitive Person)の保育士の特徴とタイプ
【チェックテスト(診断テスト)有】HSP(Highly Sensitive Person)の保育士の特徴とタイプ ■メンタルが弱い人はHSP (Highly Sensitive Person:ハイリー・センシティブ・パー […]
保育士/幼稚園教諭が保育園/幼稚園/こども園で働いている時に、園児たちに対して論破しようと試みる事はないでしょう(笑)論破が必要なタイミングで言えば、想定されてるのは会議の場でしょう。特に職位が上がれば上がるほど、保育園での会議も多くなり、議論に勝つことで自分たちがやりたい保育が出来る可能性もありますよね。
でも保育園の会議といえど、園長はもちろん、理事長がいたり、グループの社長がいたり、みんな凄い怖くて論理的で、いつも言い返すことが出来ないのですよ…と論破されてしまって悲しい思いをした保育士もいるでしょう。
一方保育園での会議で論破が必要なタイミングがあるなら、それはそれで保育士の意見がすでに聞いてもらえない環境の可能性も高いですよね。保育士の様々な意見があり、議論をしながら意思決定をする事が会議の大切な意味合いになる為に、論破が必要!!と感じるのであれば、その会議は伝達事項のみになっている可能性も高いですね。
本日はそんな、論破されてしまった悲しい経験がある保育士に朗報です!!乱用禁止の少しえげつない論テクニックを紹介しましょう!ただし(笑)論破としての攻撃力が高すぎる為に、乱用すると相手との関係性も崩れる可能性も高いのです(笑)
ですので保育士が論破いしたい相手がいるなら、相手や状況を考えて「関係性が崩れてもいいや!!」とか「すでに関係性が崩壊している(笑)」という場合に使っていきましょう!ズバリえげつない論破の方法それは…アナロジーの乱用と言われています。
保育士が保育園でえげつない論破をしたい相手がいるのであれば、アナロジーの乱用をしましょう。このテクニックは、どんな相手でも通用すると言われています。特に教育者や医療者のように正義や善意が必要とされる職種には特に有効な論破テクニックと言われています。
それではアナロジーの乱用とは何でしょうか?アナロジーとは類似や類比という意味になります。つまりアナロジーの乱用とは類似点を意図的に乱用して論破するテクニックと言えます。
今回の研究は経済学者のマドセン・ビリーさんが2007年に論破の研究をし、議論に勝つために論理的誤謬(ろんりてきごひゅう/理屈が間違っている事)リストをまとめました。それをさらに2018年に社会心理学者のボー・ベネットさんが詭弁(きべん/間違っている論理をあたかも正しいと思わせるような議論)の考え方を加えて、詭弁の効果を集めたまとめを出しています。
つまり学術的には膨大な実験の中から効果があると言われている、強力な論破のテクニックになるのが、アナロジーの乱用と言えるのです。
例えば「血液型」や「出身地」が同じだったら、なぜか不思議と親近感がわいてきた経験はありませんか?自分の名前や苗字が同じだったり、誕生日や生まれた月とか、星座だってそうですよね。どんなものでもいいので、何か一つ共通点があるだけで、その共通点がある相手に対する影響力というのは2倍になるとも言われているのです。
共通点や類似点があれば人間は多くな影響を受けます。そして共通点や類似点を利用した説得力の高さは異常とも言えるのです。
論破の話をいったん置いておくのであれば、例えば園児たちを早く仲良くしてあげたかったり、どうしても輪に入れない園児がいるのであれば、共通点や類似点を探してあげて、共通点を持っている事を伝えたうえで、仲間に入れてあげると効果的であるともいえるのです。
こんな共通点の影響力を論破に使うのがアナロジーの乱用になるのです。特に会議の場など多くの人がいるところで、相手を論破したい!!と思ったときには、とても簡単で強力なテクニックになるのです。
それではここから、具体的に保育士が論破するテクニックを伝えてきましょう!!ポイントはまさにアナロジーの乱用であり、共通点を探すことです。ただし園児たちを仲良くさせよう!!とかプライベートで好きな人を振り向かせよう!というポジティブな事が目的ではなく、あくまで今回は保育士が相手を論破する事を目的と考えると、”世間的に印象の悪い(ネガティブな)人や物”との共通点を見つけるが相手を論破するために大切な事になるのです。
教育関係者や医療関係者になぜアナロジーの乱用が有効なのかと言えば、「教育とはこうあるべきだ!!」とか「保育士はこうあるべきだ!!」というモラルの基準がある程度決まっているために、そのモラルの基準を逸脱した人や物を伝えたえやすいのです。
例えば保育園というのは園児たちにモラルを教える事が大切になるでしょう。保育士が保育園の会議の場で相手を論破したいと思ったなら、このモラルの敵となる”世間的に印象の悪い(ネガティブな)人や物”との共通点を見つけて伝えると、恐ろしく効果的なのです。
少し例を出してみましょう。例えば会議の場で園長が「保育士が残業してしまうのは仕方ない。仕方ないんだから残業代は払えない。」という発言が出たのであれば、「それなら保護者がお迎えに遅れてしまうのも仕方がないですよね。園長保育料を請求しないのも仕方ないですよね。」とか「残業をしても残業代を払わないのは、料理屋で美味しくなかったからお金を払わないのと同じですよね。園児が万引きをしても仕方ないですよね。」
このような感じで”世間的に印象の悪い(ネガティブな)人や物”との共通点を見つけて、「あなたの考え方は私たちが園児たちに悪い事として教えている事を言っていますよね。」という事を伝えると、「いやいや、そんなわけでは…」と論破できる環境になるのです。もちろん、このアナロジーの乱用はまさに乱用禁止の禁断の必殺技になるので、相手を怒らせる可能性あります(笑)しかし逆に相手が感情的に怒るという事は、論破したことの裏返しでもありますね。
このように伝えていくと、あたかも相手が悪役であるかのように仕立てる事が出来ますし、会議の場で他の保育師も聞いている場であれば、賛同を得やすいと言えます。極端な事を言う過去の大統領や、論破王が使っているテクニックも、このアナロジーの乱用になるのです。
ともすると極論のように感じますが、極論になればなるほど論破の攻撃力も高くなるのです。「では園児たちも、納得いかなければお金は払わなくていいんですよね?」とか「理不尽な事があったら、園児も暴力をふるってもいいって事ですよね?」とか「意見が合わなければ、イジメがあっても仕方ないって事ですよね?」と保育園が悪としてとらえているものと、あなたの意見は同じですよね?を上手く使えば、本当に誰でも論破する事が可能になります。
しかし注意点が(笑)このテクニックは本当に攻撃力が高く論破する事が出来ます。ですので相手との人間関係が粉々になってしまう可能性も高い事は忘れてはいけません(笑)あくまで保育士が転職を考えているから最終手段として伝えたい!!とか相手の人間関係が完全に切れてでも、倒さなければいけない!!というような状況でのみ使うようにしましょう。
大義名分を振りかざして「保育園のみんなの為に!!」などと言いながら理不尽な事を言ってくる相手に反撃できるようになっておくと、有事の時の必殺技にアナロジーの乱用がなってくれるでしょう。是非試してみてください。
でもそんなこと言ったら減給になりそうだし…とか解雇にされそう。もはや意見が言える環境ではない保育園であれば、それは転職した方が良い環境と言えます。多様性が叫ばれている現在で、意見を言えない環境や、意見を言えば罰が待っている環境は保育士の精神衛生上良い職場とは言えません。
誰しもが自分が興味がある保育や、やってみたい保育。働いてみたい環境があるのです。その保育士の希望を叶える手段として転職というのは有効な手段の一つであると言えます。